一気に総選挙モードへ(1)民主・鳩山代表自ら福岡入りし支援訴え [2009年6月29日11:26更新]

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(09年6月号掲載)

参加者の拍手に応える民主党・鳩山由紀夫代表先月、民主党・鳩山由紀夫新代表が誕生し、一気に「総選挙モード」が高まってきた。6月7日には民主が最重点地区の1つとする福岡に鳩山代表自らが入り、天神で大規模な集会を開催。「何としても政権交代を」と訴え参加者から大きな拍手を浴びた(写真)

一方の政権与党・自民党も同日、県内各地で遊説を行うなど本格的な活動を展開。だがこのほど決まった自民党福岡県連の新体制では、新宮松比古会長が続投するなど重要ポストを県議が占める形となった。

国会議員と地元議員との間で2年前から勢力争いが続く自民県連だが、県議側の力がさらに強まったと言える。自民のベテラン議員が名を連ねる福岡だが、はたして─。



盛り上がる民主  

「官僚任せの政治を終わらせるのがわが党の使命。みなさんの力で日本を変えましょう」。鳩山代表がこう力を込めると、支持者からは大きな拍手と歓声がわき起こった。 

日曜日の天神・警固公園を埋め尽くした支持者らは約2500人。鳩山代表に続き、県内の選挙区から立候補を予定している10人が壇上に登場すると、会場の盛り上がりは頂点に。福岡一の繁華街に、力強く決意を述べる予定候補者の声がこだました。 

ある予定候補者は「(小沢一郎・前代表の進退問題など)いろいろあったが、これでやっと本格的な戦いが始まる。ほっとしたと同時に身が引き締まる思い」と息を弾ませた。

 

違法献金事件の責任を取る形で小沢代表が辞任し鳩山氏が新代表に就任。すると、事件をきっかけに低迷していた民主の支持率は各種世論調査で軒並みアップ。いったんは「敵失」で上向いた自民、そして麻生太郎総理への支持率をあっさり逆転した。

その後も6月14日投開票の千葉市長選で推薦候補が勝利。31歳という全国最年少の市長が誕生するなど、民主の勢いは一気に加速しているのが現状である。

自民 政権与党の実績訴えるも

同日、自民党は全国で「一斉街頭行動」を展開。福岡でも国会議員や県議らが遊説カーで各地を回り、福岡市などでスポット演説を行った。だが厳しい情勢を反映してか市民らの反応は鈍かった。

(続く)