歌舞伎の芝居で石川五右衛門の台詞に、「浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ」と言うのが有るが、これほど次から次に複数の関係者から、情報が寄せられることも珍しい。
福岡6区の補欠選挙は投開票日まで1ヶ月を切り、自民党本部は狭い地区で5回の世論調査を行なったにもかかわらず、蔵内謙氏の支持率が改善されなかったことで、自民党公認が見送られたことを正式に伝えるため、陣営を使者が訪れるようだ。
過去にはライバル関係だった麻生太郎氏と古賀誠氏が、蔵内謙氏のために手を握った強力な支援体制も、6区の有権者には効果が薄かったようだ。
その5回目の調査結果の詳細が入ったので、福岡県民新聞読者の方々にお知らせ致します。
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鳩山
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蔵内
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新井
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全体
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50.4%
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14.4%
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18.8%
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久留米市
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47.8%
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15.2%
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20.2%
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大川市
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67.1%
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3.7%
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6.1%
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小郡市
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50.3%
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15.2%
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21.3%
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うきは市
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51.2%
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23.3%
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11.6%
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大刀洗町
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48.0%
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12.0%
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24.0%
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大木町
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64.5%
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9.7%
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9.7%
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麻生太郎氏と古賀誠氏はともに日本を代表する政治家で、また自民党内ではともに派閥の領袖として、大いに地元の発展のため貢献されてきた議員だが、不思議と福岡6区には縁が薄く、今回蔵内謙氏の応援に駆けつけても、街頭演説には福岡や大牟田地区からの動員が多く、それがこれらの数字に現れている。