でたらめなみやま市議会(2)問題すり替え 議長関連会社いまだ受注

(11年1月号掲載)

みやま市役所本庁舎みやま市議会は「現行の政治倫理条例は廃止し、新年度中に新条例を制定する」と決め、08年6月に検討特別委員会を設置した。

だが市民や一部議員から「議員に都合がいいものになるのでは」「改悪するのではないか」と懸念する声が上がるなど話し合いは紛糾。

当初は緩和を求める議員もいたが、市民らの批判を受けてより厳しいものにする方向へと傾いた。 

見直し派は議員対象・市三役対象と2つあった政倫条例を一本化することを強く求めた。当初、西原市長はこの案に否定的だったが同10月に議会案がまとまると一転して一本化することを決定。最終的には、資産報告の義務がある普通預金額などの規定を従来よりやや厳しくしただけの新条例が09年4月から施行され、一件落着となった。


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でたらめなみやま市議会(1)議長の疑惑に「政倫条例あるから悪い」

(11年1月号掲載)

みやま市役所本庁舎昨年11月号でみやま市(西原親市長)の民間病院移転問題を報じたところ、市民から「市政の実態をもっと報じて」との声が寄せられた。そこで今回は同市政治倫理条例をめぐる騒動を取り上げたい。

政倫条例の施行後、同市議会議長がこれに抵触していた疑いが発覚。ところが議会では、疑惑の追及どころか「条例を改正すべきだ」と問題がすり替えられ、その結果、事実究明の動きは立ち消えてしまった。

結局、議会で散々もめた末に新条例が策定・施行されたが、一方で議長の「疑惑を招く行為」は今にいたるまで続いている。

市議会の体たらくぶりに一部の市民や市議から「何とかして変えなければ」と焦りの声が漏れている。


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【特別企画・ナベちゃんの政界虎の穴】福岡県議会の実態(2)

(11年1月号掲載)

福岡県議会棟K県議の取る手法は、かつて「天皇」とさえ呼ばれたM県議(故人)のそれと重なる部分も多い。

「共通するのはよく金を集め、よく金を撒くということ。やっぱり資金力のある人間のところに、権力も人も集まるんですよ」(県職員OB)。 

県議会を取材してきたマスコミ記者の1人は「K県議のやり方は非常にクレバー。地元に何か利益を誘導しようとする時は、まずはまったく別の県政の重要案件に関して、下っ端議員に無理難題を言わせて県執行部を困らせる。

行き詰った執行部はK県議に相談を持ちかける。すると『分かりました。何とかしましょう』と言って、下っ端議員に無理難題を引っ込めさせる。

その見返りに、裏でしっかり地元への利益誘導を認めさせるという寸法です」 


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【特別企画・ナベちゃんの政界虎の穴】福岡県議会の実態(1)

(11年1月号掲載)

福岡県議会棟ハローハロー!読者の皆さん、お元気ですか?  昨年から県民新聞HP「福岡政界虎の穴」にて、政治・選挙の裏話を連載しております私ナベちゃん。紙面では1年ぶりの登場です!  

さて、今年は春に統一地方選を迎えます。まずは知事選の行方が気になるところ。一方で最近、全国的な傾向として、地方議会のあり方があらためて問われているんですな。

そこで今回は、現在最も力があるとされるK県議を中心に、わが福岡県議会の実態についてご紹介したいと思います。 

★本稿は1月号紙面に掲載された記事を一般読者用にアップしたものです。


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障がい者支援と地域交流の場を提供 NPO法人エスタスカーサ

(11年1月号掲載)

障がい者と交流する子どもたち障がい者のホームヘルプ・ガイドヘルプ事業を行う一方、事務所として借りた民家を開放して、地域の交流の場を提供しているユニークなNPO法人がある。 

福岡市南区弥永2丁目の住宅街にある「エスタスカーサ」。

この名前はスペイン語で「ここを自分の家だと思って、くつろいでください」という意味で、「地域の中に我が家のように安心して居られる、またここに来れば誰かに出会えるという場を作りたいという思いを込めました」と代表の知足文隆さん。 


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明後日12日は魚市場の市民感謝デー

日本人の食生活は戦後大きく様変わりした。従来は食卓の主役は魚介類であったが、値段が相対的に高くなったのと、魚を調理出来る女性が減ったことなどから、牛や豚、鶏などの肉料理が一般家庭の食卓には増えている。

いわゆる魚屋さんも減り、スーパーの鮮魚売り場でトレーに並んでラッピングされた切り身を買い求める人が増え、丸々1匹の姿で買う客は少ないのも事実だ。

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反現職派への恨み節 民主市議団の福岡市長選敗因総括(2)

(11年1月号掲載)

吉田宏・前福岡市長(左)と江藤博美市議(10年11月14日)吉田宏前市長(写真左)の陣営選対本部がまとめた総括文書のほぼ半分は以下のように、吉田氏推薦・支援に反対した国会議員、県議らを猛烈に批判する内容。

まるで「お前らのせいで負けた」と言わんばかりの文言が、これでもかと並べられているのである。

(1)昨年春、木下敏之氏サイドから県連幹部に非公式な打診があった。これを察知した市議団は出馬断念を要請したが断られた

(2)このような空気の中で誰を推薦するか議論が始まったが、一部国会議員が市議団代表に「不信任」を突き付けるなど、公然と「アンチ吉田シフト」を敷いた

(3)幹事長案による吉田市政批判文が常幹に提出され、市議団のレポートと相反す評価が併記されたことで、議論は分裂してしまった


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反現職派への恨み節 民主市議団の福岡市長選敗因総括(1)

(11年1月号掲載)

吉田宏・前福岡市長(左)と江藤博美市議(10年11月14日)昨年11月の福岡市長選で惨敗した現職・吉田宏氏(民主党推薦、写真左)陣営の選挙対策本部が、敗因について分析しまとめた総括の内容がこのほど明らかになった。 

総括では、吉田氏推薦に反対した一部の国会議員や県議らを「公然とアンチ吉田シフトを敷いてきた」などとして批判。

推薦決定までに時間が掛かったことや吉田市政に対して県連内に温度差が生じたこと、一部が他候補を応援しようとしたのが敗因だった、と結論付けた。 

これを受け、一部の国会議員らから「私怨を書き連ねただけだ」「論ずるに値しない」などと怒りの声が上がっている。 


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今年は「動」の1文字 高島宗一郎・福岡市長に聞く

(11年1月号掲載)

本紙取材に答える高島市長8人が乱立する大激戦となった市長選を制し、昨年12月に就任した高島宗一郎・新福岡市長。

「発信力」。選挙戦を通して訴え続けたその言葉通り、早くも広報戦略準備室などの設置に着手、行動力とスピード感を市役所内外にアピールしている。 

そんな高島市長がこのほど、本紙インタビューに応じ、「職員と一丸となって課題に取り組みたい」などと意気込みを語った。


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混沌としてきた知事選の候補者選定 その背景

4月に行なわれる予定の福岡知事選は、自民・民主両党ともに候補者選定作業が終盤を迎えているが、自民の擁立候補として浮上していた小川洋氏が昨日、民主県連にも推薦願いを提出したことから、状況はさらに混沌としてきた。

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