カテゴリーアーカイブ: J氏の独り言

官製談合の疑いで議案否決 ②・嘉麻市

■ 届いた怪文書

怪文書には次のように書かれていた。

赤間市長の選挙事務局を務める「光和建設」が主導して地元建設2社推薦し、3工区とも決めている様子。光和建設は「碓井中学校区」を確保。2社を「ガーデンホームは、稲築中学校区へ」、「平嶋工務店は、稲築東中学校区」へ配置させた。
光和建設は普段より「ガーデンホーム」と「平嶋工務店」が受注した建築工事を施工している。
ガーデンホームは元々園芸の会社、平嶋工務店は規模の小さい工務店。
今回もこの2社に他校区を受注させて、3工区とも工事をするつもりでいる。

そして、稲築中学校区に3JVが参加して「奥村組・ガーデンホーム・山下設計JV」が、稲築東中学校区に2JVが参加して「鴻池組・平嶋工務店・久米設計JV」が、碓井中学校区に4JVが参加して「鉄建建設・光和建設・石本設計JV」それぞれ受注するという表が添付されていた。



1件あたり30億円以上の建設工事、利権絡みは不思議ではないが、事前に受注業者まで分かるとなると穏やかではない。
送り主のない怪文書ではあるが、事態を重くみた吉永氏は10月中旬に市長室を訪れ、副市長や議長らも同席する中、文書を見せ、この通りになると大変なことになると訴えたという。

本来なら、この時点でプロポーザルそのものを白紙に戻すべきだった。
しかし、事業者選定は予定通り進められ、11月24日には技術提案書等の受け付けが終了、12月3・4日の2日間でヒアリング審査が行なわれた。
12月7日、審査結果が発表され、3中学校区でそれぞれ最優秀者が決定し、公表された。

ー 続く ー

山口3区

老人8人の集まりでステーキを食べた菅義偉総理大臣が、行動自粛を叫んでも若者は聞く耳を持たず、コロナ感染は拡大するばかり、1都3県に緊急事態宣言を発出しても、「時既に遅し」との感がある。

国会が開会しても菅総理は、伝家の宝刀である国会解散も出来ず、マスコミが世論調査を実施するたびに内閣支持率は下がっていく。

既に一部マスコミは総選挙の予想を行っているが、特に注目されているのが山口3区の選挙区だ。

正式な表明はしていないものの、岸田派の林芳正参議院議員が出馬を決意し、早くもポスターなどの準備を進めている様だ。
現職の河井健夫衆議院議員は病気を理由に、議員在職30周年パーティーも欠席したそうだが、もう既に裏で決着したとの情報も聞こえてくる。

同時に安倍晋三前総理の地盤にも、小さな亀裂が入り出したとの噂もある。



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官製談合の疑いで議案否決 ①・嘉麻市

■ 否決された契約議案

福岡県の中央に位置する嘉麻市で、総額117億円分の建設工事が暗礁に乗り上げている。

同市では、少子高齢化や人口減などによる地域課題に教育現場でも対応していく必要があることから、3中学校区に小中一体型校を開校することを目標に、平成30年度より協議会を設置し検討を進めてきた。
令和2年9月議会において予算の承認を得た後、市はデザインビルド(設計から施工まで一元化)の公募型プロポーザル方式で事業者を募集し、12月7日には提案の審査を終え事業者が決定、12月議会で契約議案が可決すれば、事業がスタートすることになっていた。

ところが、稲築中学校区(50億6000万円)、稲築東中学校区(35億8050万円)、碓井中学校区(30億7450万円)の契約議案が、3件とも賛成7、反対8の賛成少数で否決となり、仮契約を済ませていた状況からの大どんでん返しに、関係者の間には衝撃が走った。
このため、目標としていた令和5年4月の開校は難しくなるとともに、同市は義務教育学校整備事業全体について再検討を迫られることになった。

9月議会で予算が承認されていたにもかかわらず、なぜ12月議会で否決されたのか。
反対討論の中で、「選定方式の基準が明確でないこと」「市内業者育成のため分離発注するべき」等の理由が挙げられたが、驚いたのはベテランの吉永雪男議員(8期目)から「官製談合の疑い」の指摘があったことだ。
その経緯を説明すると次のようになる。

嘉麻市は、令和2年9月18日に3中学校の整備事業の公募型プロポーザル方式による事業者選定を公告、参加要件として、JV(共同企業体)を組むこととし、代表企業と設計企業の2者、もしくはそれに市内施工企業を加えた3者とした。
そして、10月8日の参加表明の締め切りまでには、9JVの応募があったが、当然のことながら、この時点でJVの構成企業は公表されていなかったが、数日後、吉永議員宛に怪文書が届く。



ー 続く ー

歪んだ3号線広川~八女バイパス「広川町編⑤」

TY氏が動き出した平成29年、もう一人動いた人物がいた。
製材業を経営するW氏であるが、平成29年7月31日付で土地6筆約3785㎡(下図の緑色の2ヶ所)を購入、その3年後にバイパスが通ることが決まった。



この場所は農地で、農業委員会の許可を得て購入している。
農地の売買は営農意欲の高い人に許されるのが前提で、広川町農業委員会の内規では、「所有権移転後3年間は農業を行う」とされているが、現地(写真)を見る限りW氏にそのような意欲はなさそうだ。

土地を売った方の話によると、「相続した土地だが、遠方に住んでいて管理できないので売却した」ということだった。
購入して3年でバイパスが通る、W氏は買い物上手の様だ。


W氏が購入した農地(田)

ー 続く ー

すし寅

井尻にあった「すし寅」本店から暖簾分けした、南区柏原6丁目にある寿司屋「すし寅」は、味と大将の人柄が素晴らしく、多くの顧客に支えられ夫婦で切り盛りし、日夜忙しく働いている。
最近、福岡市内にも若い寿司職人が独立出店し、予約が取れない人気店が話題となっているが、SNSや見せ方が上手いだけで値段が高く、期待外れの店も多い。
その点、「すし寅」は価格も良心的で、店の主人と会話を楽しみながらゆっくり食事ができる店、前もって好みを言っておくと、それなりの料理を準備して楽しませてくれる。
回らない寿司屋でリーズナブルな店をお探しの方に推薦したい。

支持率で引退説?

嘘で塗り固めた安倍総理が引退し、菅新政権が発足した当初、朝日新聞社の世論調査では65%という高い内閣支持率を誇った。

しかし、コロナ第三波によるGоTоトラベルの停止や「桜を見る会」問題の再燃で、あっと言う間に支持率は38%まで下落、自民党幹部も慌てた様で永田町では早くも菅内閣4月引退説が流れ始めた。

確固たる派閥の地盤を持たない菅内閣は、世論調査の数字に弱く、朝令暮改の政策が続くと更に国民の信頼を失い、自民党の支持率まで下げることになるだろう。



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くりはら渉 筑紫後援会発足式

12月19日午後、大野城市まどかぴあで前県議会議長、栗原渉県議の後援会発足式が開催された。
既に甘木・朝倉後援会は組織されているが、栗原氏の国政挑戦表明を受けて、票田となる有権者45万人の筑紫地区(筑紫野市・太宰府市・大野城市・春日市・那珂川市)における戦う体制づくりのため、新たに立ち上がった。
後援会会長にはナガノ電気㈱(本社 福岡市博多区)代表の長野正治氏が、副会長には筑紫地区から4名がそれぞれ就任した。

発起人代表の井上順吾県議(大野城市選出)の挨拶の後、自民党県連常任相談役の蔵内勇夫県議が登壇し、「党本部は一つの見解を出し、ボールをこちらに投げたが、これからも県連として一本化できるよう努めていく」「栗原氏を自民党の国会議員として押し上げていきたい」と述べた。

また、筑紫地区市長会の代表として、武末茂喜那珂川市長が登壇し、「自身の後援会を挙げて、栗原氏を応援していきたい」と、かなり踏み込んだ応援のメッセージを送った。

その後、栗原氏が登壇し、「課題は現場にある。現場を知り課題解決と地域経済の発展に取り組み、しっかりした社会を創って次の世代に残していきたい。」と力強く決意を述べた。

現職の原田義昭氏が、次の次は栗原氏を後継にすると明言した様だが、既に5区内の保守系の市町村議員88名が栗原氏支持を表明しており、流れは栗原氏に傾きつつあるようだ。


地方議員によるガンバローコール

小川知事の発言

小川洋県知事は肺炎の症状がみられたため、今月11日から福岡市内の病院に入院していたが、議会最終日の本日18日、会派代表者会議に出席する予定という。

一部の関係者の間では、「健康問題と今後についての重大発言があるのでは」と噂が駆け巡っているが、飯塚市で今月23日の知事の政経パーティは、現在のところ予定通り開催される様で、会議での発言に注目が集まっている。

歪んだ3号線広川~八女バイパス「広川町編②」

国が、バイパスの起点がこの場所になる可能性を示したのが、令和元年(2019年)11月8日、社会資本整備審議会の資料として添付されたのが初めてである。
(1)現道4車線拡幅、(2)バイパス最短ルート、(3)バイパス山側ルートの3案のうち、(3)の山側ルートになれば起点になることが分かる。

そして今年5月、同審議会で山側ルートに決定、6月に山側ルートの帯の範囲内で、国道事務所が詳細ルート(下図 ピンクのライン)を広川町に提示した。
現在は、広川町の総意として、県に都市計画決定の要望書が提出され、県の方で手続き中である。

今回、急ピッチで造成を終えた場所はオレンジの部分だ。



ここが造成された理由は、「農地の改良」ということになっている。
もともと地目が「農地」だったところだが、平成29年9月20日付で「耕作能力を上げるため、山土を採取し、土地高低差を減少させる」ということで、広川町の農業委員会を通じて県に許可申請書が提出されている。
添付された資料を見ると、3年間で 約1万400㎡の山林から、土砂約2万5000㎥を採取、その後、果樹園にして、梨の木 約48本、梅の木 約15本を植栽するという壮大な計画で、造成費用は約1200万円とされている。

先月末に造成を終えたばかりなので、これから梨と梅の木が植栽されると思われるが、これだけの投資をしたのだから、最高級の品種の梨や梅が栽培されることだろう。



ー 続く ー

風評被害から生産者を守れ!

■ 基準値180倍の衝撃

12月8日、春菊から基準値の180倍の農薬が検出された問題は、瞬く間に全国に駆け巡り衝撃を与えた。
福岡市の担当者によると、基準値を超える農薬が出てもせいぜい2倍くらいまでで、今回のようなケースは過去20年間記憶にないということだった。

個人の生産者が、通常タマネギ栽培で土に撒く農薬を、しかも希釈する量を間違って春菊に散布したことが原因で、通常は絶対に有り得ないミスだったという。
だが、「絶対に有り得ないミス」が起こってしまったのは事実、全ての生産者が適切に農薬を使用していたとしても、人間がやること、ひょっとすると同様の誤使用は全国どこでも起こり得る。
我々消費者は、そういった万万が一のことも想定しながら、野菜・果物を口に入れる必要があるとつくづく思った。

今ネット上では、「春菊はもう買わない」だとか「福岡県産の野菜は食べる気がしない」など数多くのコメントが寄せられている。
JAくるめの集荷場に野菜を持ち込んでいる生産者の方からは、「大変迷惑している」、「私らはちゃんと(農薬の)分量守って真面目に栽培している」、「只でさえ野菜の値段が下がっているのにかなわない」という悲痛な声を聞いた。


■ 筑紫次郎はJAのブランドではなかった

春菊農薬問題で打撃を受けているのは、「JAくるめ」から出荷している生産者だけではなく、今回一躍有名になった「筑紫次郎の贈りもの(以下筑紫次郎)」のブランドに関わっている生産者、関係者である。
今回、「JAくるめが出荷した筑紫次郎」として報道されたことで、筑紫次郎がJAくるめのブランドのような印象を受ける。

しかし、取材をしてみて複雑な裏事情があることが判った。
実は、筑紫次郎は筑後川流域(朝倉市から柳川市まで)の多くの個人生産者が、JA以外に出荷する際に広く利用できるよう、地元の集出荷会社が約20年前から広めてきた統一ブランドで、筑紫次郎の袋は、JAの非組合員や、JAくるめ管外の生産者にも数多くの野菜・果物に、広く使用されている。

つまり、JAくるめが出荷する際に筑紫次郎の袋を使用するのを例えると、ゆめタウンの商品の陳列棚にイオンのPB商品を置くようなもので、考えにくいことだ。

今回問題を起こした生産者(JA組合員)が、JAくるめの集荷場に持ち込む際、筑紫次郎の袋で包装した春菊を持ち込んだことで、こういう間違いが起こったのだが、JAくるめの生産者に対する指導が徹底していなかったこと、チェック体制が無かったことが今回露呈した。

地元の集出荷会社が、久留米市はもとより、うきは・朝倉から下流は有明海までの個人生産者の間で、20年かけて定着させてきた筑紫次郎のブランドへの信頼が、今回の件で一夜にして失われた。
今後ブランド力の低下で、筑紫次郎の生産者や関係者に甚大な影響が出ることが予想される。
JAくるめは、JA組合員を守ることも大事だが、筑紫次郎の生産者や流通関係者に対しても丁寧な対応が必要だろう。


■ 行政にできることは

風評被害を最小限に抑えるには行政の力も不可欠である。
平成8年、カイワレがO-157の原因として風評被害が広がり、生産していた業者の倒産、更には自殺者まで出る騒ぎとなった。
当時の菅直人総理が記者会見で、カイワレサラダを食べて問題がないことをアピールし、事態の沈静化を図ったことがあった。

小川県知事や大久保久留米市長におかれては、福岡県産野菜・果物の信頼の回復のため、積極的にテレビやネット媒体を使って発信してみてはどうか。
また、生産者が受けた影響のヒアリングなど実施し、場合によっては、何らかの支援策が必要となるかもしれない。

行政とJAにおかれては、風評被害を最小限に食い止める努力は惜しまず、スピード感をもって取り組んで頂きたい。

決めきれない総理

コロナ感染拡大の第三波が日本列島を襲っているというのに、GоTоキャンペーンの中止に踏み切れない菅総理。

半年前の基準であれば、既に緊急事態宣言を出すタイミングに来ており、医療関係者は医療崩壊を恐れ切羽詰まった警告を発信しているが、一部地域のGоTоキャンペーン停止に留まっただけで、都道府県知事に判断を委ねている。

多くの国民は、楽しみにしている年末年始の帰省や旅行を控えるだろうが、それだけで感染拡大を抑制できるとは思えない。
「決断力が無い総理」というイメージが出来つつあり、次回の世論調査では更に内閣支持率は下がりそうだ。

空想物語「八芽市の鷹羽氏」

舞台はお茶の産地として知られる八芽市、主人公は「鷹羽氏」、凄腕の不動産ブローカーだ。
八芽市の北側には弘川町が隣接、さらに北に行くと中核都市の久留目市がある。
幹線道路となる国道は2車線で、慢性的な渋滞区間となっている。
通勤通学や流通に時間が掛かり、かなりの経済的な損失が生じていることから、長年に亘り住民や商工関係者からは早期のバイパス建設の要望がなされていたが、事業化に向けて動き出すことはなかった。

ところで、今から約30年前、八芽市の彩藤市長(1977年~1993年)は、企業誘致を進めるために八芽市翻地区の山林や農地を開発する「八芽東部開発構想」を掲げた。
同構想を受け、鷹羽氏は山林や農地の買収、及び工場、産業廃棄物処理施設等の誘致を始め、着実に実現させていく。
しかし、彩藤市長退任後、乃田市長(1993年~2008年)になって同構想は立ち消えになる。

一方その頃、1994年に総事業費約42億円で「八芽東部土地改良事業」が始まったが、鷹羽氏は土地の売買交渉に参加、一部地権者や行政手続きで難航するも、見田村県議(当時)の献身的な力添えもあって、同事業は2004年に無事完了した。
見田村氏に恩義を感じた土地改良事業組合理事長は、以前から万年金欠病で名高い見田村氏に合計700万円を貸し出した。
2007
年に理事長は亡くなり、見田村氏は借りた700万円を返済すべきところだったが、理事長と親しかった鷹羽氏が返済するは必要ないと進言し、返済されないまま現在に至っている。


2008年には、乃田市長の国政進出を受けて、見田村氏が県議を辞し市長選に出馬、初当選を果たす。
見田村市長の借金未返済の事実を知る鷹羽氏は、過去に「八芽東部開発構想」で買収した土地が無駄にならないよう、地元の翻地区にバイパスを走らせるよう市長に強く求めた。

国道の渋滞解消のために県道の整備が行なわれているところで、バイパスの必要性は全くなかったが、見田村市長は道路族の地元国会議員に頼み込んで了解をもらった。
2010
年に八芽市は、鷹羽氏の要望に沿って、弘川町から翻地区を経由して橘までのルートを作成、トップシークレットとされた。
弘川町から橘、つまりこの時点で、最も渋滞の激しい弘川町から久留目市方面は分離されていたが、八芽市の独断で分離できるはずはなく、地元国会議員と国が同意の上だったと思われる。

バイパスの他にも、鷹羽氏は見田村市長との関係を盾に、市役所職員への要求は続けていく。
翻地区の市道整備を強引に実現させるために、時には職員を恫喝するなどエスカレートしていった。
終いには、鷹羽氏の対応を続けてきた市の幹部が、恐怖と心労で年度途中に退職、その後も鷹羽氏から自宅にまで電話が掛かってきたことから、東南アジアに移住を余儀なくされてしまった。
上司が部下を守れない組織では、職員の士気は下がる一方、まさに「やりっぱなし」を地で行く鷹羽氏は、誰も手を付けられない状況を築き上げたのである。


2013年、国が正式に、但し、水面下で動き出した。
久留目市・八芽市・弘川町の担当職員と問題点の整理から始め、2017年に「久留目市を分離して八芽市と弘川町のバイパスで検討する」という考え方を取りまとめる。
このことを知っていたのは、市の幹部と一部の職員だけだったが、さすが情報通の鷹羽氏、部外秘の情報をやすやす入手し、3号線バイパスが予算化されることを確認、そこから素早く行動に打って出た。

長年、市役所内部から鷹羽氏の支援を続けてきた職員を20183月に早期退職させ、5月に八芽北部開発㈱を設立、6月にはホームページの不動産物件情報に「八芽北部工業団地」と題し、翻地区の山林4.3haを売却する旨を記載した。

その後は積極的に用地買収を進め、農業委員会に「農地転用の許可申請」の手続きを踏むことなく、今でも農地の大規模な造成に取り組んでいる。


国は道路建設の手順に従って、自治体や住民の意見聴取を行う手続を進め、20205月、3案の中から山側の帯を通るルートを決めたが、見事に鷹羽氏が造成中の翻地区を通ることになった。
来年度中には事業化が決定し、鷹羽氏の懐には大金が転がって来ることが確実である。

「あの道路は俺が引っ張ってきた。」
近しい人に自慢げに話す鷹羽氏、晩年に夢が叶ってハッピーエンド、凄腕ブローカー人生に1ミリの悔いも残していない。

 おしまい 

歪んだ3号線広川~八女バイパス「八女市編⑰」

10月21日から始めた「歪んだ3号線広川~八女バイパス『八女市編』」も今回で最後、まとめようと思った矢先、元市役所OBの方と16年前に完了した土地改良事業の関係者の方から、とても貴重な情報を頂いた。

いずれも、本連載を興味深く読んでおられ、知っていることは話しておきたいとのことだった。
当事者しか知り得ない大変驚く内容で、最後の最後で点と点が繋がり線になったが、ここで紹介するには実名報道が不可欠と思われるため、記事にするのは差し控えたい。

その代わりと言っては何だが、空想物語(別掲)を書いてみるので、ご一読頂ければ幸いである。

さて、この連載を始めたきっかけは、八女市~広川町間に3号線バイパスが通ると聞いて、「なぜ最も渋滞する広川町~久留米市間のバイパスが後回しになるのか」と疑問を持ったからだ。

取材を通じて、八女市では行政を歪める一部の者、それを止めない、止められない政治家がいて、本来必要のない事業に大切な税金が投入され、住民に不利益を与えていることが分かった。
このバイパスについても同様で、T氏の意に沿ってルートが引かれたことは間違いない。

主導したのは国土交通省福岡国道事務所、福岡の道路インフラを司る頭脳集団だ。
当然、全体の奉仕者である公務員としての矜持は持ち合わせておられ、内部でも相当数の反対意見があったと信じたい。
しかし、結果的に事業化に向けて進んでいるところをみると、政治家からの圧に屈したと思われる。

また、同じく国道3号線の渋滞緩和の目的で、県道82号線(久留米立花線、通称藤山線)が整備中である。
それと並行して走るバイパスに、総事業費300億円、うち県は100億円を支出する。
実際、バイパス建設が決まって喜んでいる住民の方は少ない、というより一度もお会いしていない。
むしろ、久留米市方面へ向かう3号線バイパス、東部の中山地域への県道整備を望む声が圧倒的に多い。
今回のバイパスが数年後に完成しても、主たる目的の「国道3号線の渋滞緩和」が解消されるとは考えにくく、地元からの要望の多い県道整備は後回しになるだろう。
同じ区間、同じ目的の道路に二重に支出することに、財政が逼迫している県が同意するとはとても考えられない。

現在、事業化に向けて都市計画決定の手続中、もう止めようもないが、コロナ禍の今こそ、限られた国家予算と県予算の優先順位としてこのバイパスが相応しいか、与野党の国会議員、県議会議員の先生方にはご議論頂けるものと信じている。

この連載はひとまずここで終了にするが、また追加の情報があれば随時お伝えしていきたい。

ー 了 ー





 

八女市・広川町の皆さん、明日から2週間「縦覧」期間です

昨日の記事でお伝えした、福岡県の都市計画決定手続きにおける、2週間の縦覧期間ですが、まだ随分先になると思っていたら、何と明日12月9日から始まるという話を聞いて大変驚いてるところです。

八女市のホームページに11月30日付で「筑後中央広域都市計画道路の変更(案)の縦覧について」というページが掲載されています。
筑後中央広域都市計画道路という名称になっていますが、「国道3号線広川~八女バイパス」です。

12月9日(水)から12月22日(火)までの2週間のうちに、都市計画案を縦覧し、意見書を提出するとされていますが、行政手続きに慣れていない一般の方に、簡単にできるようなものではありません。
しかし、これを逃すと「住民の同意を得た証拠」が積み上げられ、粛々と行政手続は進められていきます。

公式に意見や疑問を伝える数少ない機会ですので、行政OBや有識者に相談され、早急に意見書を提出することをお勧めします。

八女市の場合、八女市役所内で縦覧できます。
リンク 八女市ホームページ、筑後中央広域都市計画道路の変更(案)について

広川町の場合、広川町役場内で縦覧できます。
リンク 広川町役場ホームページ 筑後中央広域都市計画道路の変更案の縦覧



歪んだ3号線広川~八女バイパス「八女市編 ⑯」

今後のバイパス計画についてだが、事業化に至るまでの工程の中で、今年5月に国の計画段階評価を終え、詳細ルートの原案が6月中旬に八女市・広川町に示され、現在は県の「都市計画決定の手続き」中、これが終わると「新規事業採択時評価」、事業着手決定は目前に迫っている。

県の都市計画課によると、原案に対し「八女市の総意」で手続を進めているところだという。
「八女市の総意」と聞いて、特に忠見校区の皆さんは驚かれるのではないだろうか。

確かに、昨年はバイパス計画そのものについてのアンケート調査はあった。
しかし、それは3案のうちどれにするか、山側ルートの帯でいいか、というものに過ぎない。
国からバイパスルートの原案が八女市に示された今年6月中旬以降、八女市・広川町が主体的に住民の意見を聴くという手続きは一切行われていない。
これを「総意」と呼んでいいものだろうか。

県は都市計画決定の手続の中で、今年9月11日、住民意見を反映させるための公聴会を「おりなす八女」で開催し、公述人20名、傍聴人40名が参加した。
反対の立場の8名からは、「市民の98%がこのバイパス計画を認識していない中で決まっている」「ルートが住宅地を通り住民を無視している」「市からは住民に説明がされていない」「村中を分断するルートは疑問」などの声が聞かれた。
一方で、賛成の立場の12名からは、「3号線の渋滞解消になる」「見崎校区の活性化になる」「東部地域の過疎化対策でインフラ整備は必要」などの意見があった。

これらの意見が原案にどう反映されたか不明で、県に確認したところ、この公聴会後に国の原案に対する見直しは一切行われていないという。
そこで、国交省福岡国道事務所に尋ねたが、「都市計画決定手続きの段階でルートの変更は考えていない」という回答だった。

今後の手続では、都市計画案について2週間の「縦覧」という期間が設定される。

ー 続く ー

 

下関市長選挙

平成29年3月に実施された下関市長選挙は、自民党内部の勢力争いとして語り草になっている。

新人の前田晋太郎氏(当時40歳)は、安倍前総理の秘書を務め市議2期目、自民党から公認を受けた。
迎え撃つ現職市長は中尾友昭氏(当時67歳)、林芳正参議院議員に近い人物で、実質2人の一騎打ちとなった。

ファーストレディだった昭恵夫人が、元秘書の為に東京から応援に駆け付けた甲斐あってか、前田氏が3000票余りの差をつけて中尾氏を破り、初当選を果たした。
安倍事務所や後援会の幹部らが、山口のみならず東京の街も闊歩し、祝杯を挙げたことは言うまでもない。

あれから3年半が経過し、今年9月24日、前田市長が来年3月14日投開票の市長選挙に2期目を目指して立候補する意向を示した。
しかし、下関市も高齢化と人口減少に歯止めが掛からず、思うように市政運営がいかない中、安倍氏周辺が騒がしくなり、歯車が狂い始めた様だ。
熱心だった安倍支持者の一部も距離を置き始めており、早くも苦戦を強いられているという情報が伝わって来た。

安倍晋三前総理

平和な日本とは言え、政権交代に禅譲などの生優しい言葉はなく、派閥領袖であった岸田文雄氏の想いが叶わなかったのは記憶に新しい。

岸田氏ではなく、菅義偉前官房長官と手を組んだ安倍晋三前総理であったが、総理の座に就いた菅氏は最近独り歩きを始めた様だ。

ここのところ勢いに陰りが見え始めた麻生太郎副総理が、安倍氏の3度目の再登場を口走った途端、季節外れの桜が咲き始め、安倍氏周辺が俄かに騒々しくなった。
河井克行夫妻の家宅捜査で押収した資料から、吉川前農相の現金提供疑惑が発覚し、更に安倍氏と親しかった数名の自民党議員の名が浮上している情報もあり、コロナ第三波の襲来に加え、慌ただしい年末になりそうだ。



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税務署職員らの詐欺

新型コロナウィルスの第三波の襲来は、日本経済にとって再び痛手となり、低所得者層や学生へ更なる支援も必要となるだろう。

そういった生活困窮者を利用して、国の持続化給付金を不正に受給させたとして、12月2日に東京国税局甲府税務署の職員が逮捕されたが、その前日には大阪国税局OBの元税理士らもが同じく逮捕されている。

これは関東や関西に限った話ではなく、持続化給付金ではないが福岡でも国税局ОBの税理士が、自身が代表を務める法人名で雇用調整助成金を不正に受給したとの噂が流れている。



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書類偽造の疑い

NEXCO中日本が大島産業(宗像市)に発注した中央自動車道耐震補強の施工不良問題の取材を進めていたところ、契約書類が偽造された可能性があることが判った。

過去に類似した事件があった様に思え、記憶を辿ると1991年の共和汚職事件に行き着いた。
大手商社「丸紅」と筑豊地区の鉄骨加工メーカー「共和」による鉄骨資材の架空取引で、資金が政治家に流れた事件だったが、当時、県警が共和の内偵を進めていたところ、福岡地検との連携がスムーズでなかったため、大きな魚を取り逃がし、東京地検特捜部に持っていかれてしまったことを思い出した。

今回の事件は関東地区が舞台となっており、県警や福岡地検は余り熱心ではないようだが、不可解な支払いの迂回もあり、場合によっては大きな魚となり得るかもしれない。



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歪んだ3号線広川~八女バイパス「八女市編 ⑮」

3号線広川~八女バイパス「八女市編」では、一部の行政を歪める者が利益を誘導していく実態を報じたが、これはバイパスに限った話ではない。
1年以上も事業が停滞している前古賀工業団地計画はじめ、これから新庁舎建設や公立病院合併など、八女市では大きな金が動く事業が控えている。
前古賀工業団地については、「躓いた八女市・前古賀工業団地計画」をご一読頂きたいが、一部市議らがおかしな動きを見せているようだ。
また、新庁舎の建設は、現在実施設計段階に入っているが、福岡県警が今年6月、暴力団との密接な関係があるとした建設会社(久留米市、既に倒産)の実質経営者(建設業法違反で有罪)が動いたとの情報を得ている。
市民の皆さんは、これからも大切な税金の使い道をしっかりと監視していく必要がある。(本来は議会の役目だが・・・。)

Click → 前古賀工業団地計画に関する記事
Click → 建設会社(久留米市)に関する記事

ところで、「八女には3悪人がいて、市役所の幹部や職員がこれまでその3人に便宜を図ってきた」という声を耳にする。
確かに、結果的にそうなった事例は散見されるが、職員らが自ら進んで協力していたわけではないと思われる。
日本国憲法はじめ、地方公務員法、職員倫理条例など法令に従い、住民に対し公平性を保とうとする気持ちは十分持ち合わせている。

3人に共通するのは
・市長や市の幹部と親しいこと
・大声で職員を威嚇すること
・弱みに付け込むのが上手いこと
という。

時には、人権団体の名で職員を恫喝することもあるようで、真面目に人権問題に取り組んでいる団体の人たちは、そのやり方には不快感を持っていると聞く。
更には、自分たちの事業が都合よく運ぶように、職員の人事にまで口を出してきたという話もある。
職員にとっても、相手がハッキリとした暴力団なら警察を呼べば済む話だが、そうではないから質(たち)が悪い。
特に土地取引に関係する部課、農業委員会、建設課、環境課などの職員らが、その餌食となってきた歴史があるようだ。

法令を無視して大規模な開発行為を行い、産業廃棄物を堂々と野晒しにする。
自身が所有する土地を買収させるため、市の予定になかった公園整備を無理やり計画させ、数千万円もの税金を無駄に支出させる。
こういった行政を歪める行為が、堂々とまかり通ってきたのが八女市である。

本来であれば、市の職員も毅然と対応したいところだが、相手がこの3人となると、役所内に内通者はいる、上司が守ってくれる保証はない、言えば怒鳴られ自身が馬鹿を見るだけ、それなら黙っておこうとなる。
これで若い職員のモチベーションは上がるはずがない。

4期目となった三田村市長におかれては、一部の者によってこれ以上行政を歪められることのないよう、リーダーシップを発揮して頂きたい。

ー 続く ー

歪んだ3号線広川~八女バイパス「八女市編 ⑭」

話を戻すが、平成24年(2012年)にU氏とT氏はバイパスの情報を共有していた。
U氏が言うように、有事の際の必要性からバイパスを建設するというのには説得力がある。
実際に福岡県内においても、災害拠点施設となる陸上自衛隊駐屯地から九州自動車道ICへのアクセス向上の目的で、公共道路の整備が進められている箇所がある。
水面下において、防衛省、財務相、国土交通省と地元与党議員を含む一部政治家で、バイパス建設の意思決定がなされたことが想像できる。
その周辺から、自治体のトップや県議の耳に伝わったとしても不思議ではない。
問題はその先、誰がそのトップシークレットを2人に(または、どちらか1人に)情報を教えたのだろうか。

もう一度、時系列にこれまでの出来事を並べてみる。



2012年(平成24年)にU氏が持ってきた情報は正確で、8年後に一念寺付近を通ることが決定した。
2017年(平成29年)にバイパスを検討することが決まった(市役所内部でも一部の者だけしか知らない)翌年、まだルートが決まっていない中で、J氏とT氏が新会社Y開発を設立し、八女北部工業団地の不動産情報を掲載した。
T氏は土地の買収を進め、農業委員会を無視して現在も大規模な造成を続けている。

情報をいち早く掴んだT氏が先行投資をして開発を進める一方で、福岡国道事務所、福岡県、八女市、広川町の公務員の皆さんは、知ってか知らないでか、結論ありきのバイパスルートに至るまでの「書類づくり」「証拠づくり」に勤しんでいるように思われる。

写真を見てわかるように、これが農地のための造成とは誰も思わないだろう。
ましてや、Y開発が工業団地の不動産情報を掲載している土地、なぜ行政は止められないのか。

八女市議会は機能しているか。
市議会の中島副議長に取材を申し込んだが、「三田村市長を支えているのでお宅の取材は受けない」と断られた。
全く意味不明である。

ー 続く ー

議員感染で会期が1日に・みやま市議会

福岡県みやま市において、28日5名、29日7名と新型コロナウイルスの感染者が増えており、松嶋市長は市の公式サイトで、警戒と人権に配慮した冷静な行動を呼びかけた。
感染者の中に50代の市議1名が含まれていたということで、本日から11日間の日程で予定されていた12月定例会は、本日1日のみに変更となり、一般質問は全議員が取り下げ 中止となった。

間もなく、広川町新庁舎建設工事入札

只今11月26日午前8時、本日あと2時間後の午前10時から広川町新庁舎建築工事の入札が行われる。
地上4階建となる新庁舎建設は、予定価格20億6521万円(税抜)とあって、地場企業は眠れない夜が続いたと思いきや、何故か諦めムード一色だ。

同町では過去10年間の建設工事で、1億円以上の指名競争入札が6回行われているが、そのうちC社(広川町)が参加するJVは4戦4勝の素晴らしい戦績を残している。
いずれも最低制限価格制度であったが、事後公表の3回の入札では、制限価格ギリギリ上の数字を読む冷静さと、事前公表となった1回は5JVの同額抽選となり、見事に当たりを引き寄せる運の強さを見せつけた。



今回の入札は、条件付き一般競争入札で2~3社のJVで代表企業は経営審査の総合評定値が1500点以上、代表以外の企業は1000㎡以上の新築工事の施工実績のある地場ゼネコン、ハードルが高い中で、地元の参加企業も絞られてくる。

一足先に落札予想をすると、大本命はC社が参加するJV、対抗はI社(八女市)が参加するJV、またはO社(筑後市)が参加するJV、応札は多くて3JVくらいか。
これまでのC社参加のJVが強いというのは、業界でも知られており、大手や中堅ゼネコンは二の足を踏むと想像する。
初めて適用されるという低入札価格調査制度も、C社参加JVにとって影響はないと思われるが、事前に情報が入り何らかの事情が生じた場合は、参加を見送ることも有り得る。

大卒内定率69.8%

来春大学を卒業予定の就活状況は、従来の環境からコロナの影響で一変し、10月1日時点の内定率は7ポイント減少の、69.8%と各マスコミが報じていた。

九州地区で在学中はもちろん、就職に関しても面倒見が良い大学として、常に上位にランクされている福岡工業大学(福岡市東区)に問い合わせると、9月末の時点で例年よりも7ポイント低い87.1%の数字であったが、理事長以下教職員が一丸となって就活に邁進した結果、11月15日時点で92.7%まで追い上げたと聞く。

今後はコロナによる更なる状況悪化も考えられ、多少の内定取り消しも生じるだろうが、例年通り卒業式までに98%の数字は確保したいと大学側は答えていた。

その大変な努力は卒業生や父兄、関係者の多くが知っており、来年の福工大受験数の増加は間違いなく、15年連続の記録達成は出来るだろう。



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九州大学(糸島市)の地下水質、環境基準値超えか?

九州大学伊都キャンパスに移転が完了して2年が過ぎようとしているが、敷地内の一部で、地下水質が環境基準値を上回っているという投書があった。
場所は敷地内糸島市側の最西端、現在は雑草が生えており使用されていないが、地元の人の話では以前は産廃が捨てられていたという。



同キャンパス用地は、福岡市土地開発公社(以下公社)が先行取得して国立大学法人九州大学(以下大学)に売却されているが、敷地内の一部に残る産業廃棄物の混じった堆積土砂があることが懸案事項だったという。
そこで、平成20年(2008年)に公社は土砂の地質調査(ボーリング)及び土壌汚染検査、地下水汚染調査を実施し、問題がなかったとして大学に報告、それを受けて大学が平成22年(2010年)3月に売買契約書を交わした経緯がある。

投書では、地下水汚染調査で検査機関から得られた結果のうち、都合の悪い箇所を伏せて大学側に提出したという内容が記されている。
情報公開請求で公社から取り寄せたという資料が2種類、1つは財団法人九州環境管理協会が行った「移転用西側観測井戸(地図参照)」で行った水質検査の結果、もう1つは公社が大学に提出した地下水調査結果である。
確かに、九州環境管理協会の検査結果を見る限り、鉛、アルミニウム、鉄、マンガン、蒸発残留物等の項目で浄水の基準値超えで問題ありだが、その右側の列には、ろ過後の結果があり基準値内に収まっている。



ところが、大学に出した文書には、
「地下水汚染調査として、ボーリング井戸を掘って採水した地下水及び本件土地に隣接した井戸水について、38項目の水質試験を実施した結果、異常は確認されなかった」とあり、添付の地下水調査結果には、ろ過前の結果は記されておらず、ろ過後の結果と観測井戸の隣接地の民家の数値が記されていた。



ろ過後の数値を使用することが適正か。

環境省に確認したところ、地下水の水質汚濁における環境基準では、鉛の場合1リットル当たり0.01mg以下となっている。
環境基準に適合しない土壌については、基準値を下回るよう努力するか、環境への影響を防止するために必要な措置を講ずるものとされている。
ろ過後の数値の使用に関しては、水道法の飲料水としての適否ということで、地下水汚染とは範疇が異なるとのことである。

そもそもこの検査の目的は、購入予定土地に地下水汚染がないか確認するもので、飲料水として使用するものではない。

当時の検査で、鉛の数値が環境基準を超えていたわけで、それに対して必要な措置は現段階では講じられていない。
その状況は現在も続いている可能性が高く、地域住民の健康被害や農作物への影響も想定され、自治体としても何らかの対応が必要ではないだろうか。

 

建設業法違反の疑い

㈱大島産業(宗像市)がNEXCO中日本の橋梁耐震補強工事で手抜き工事をしていたことが報じられ、過去同社に発注した履歴のある国、自治体、高速道路会社がその対応に追われている。
本日11月9日、国会では野党が合同で、告発した㈱吉岡建築設計の吉岡会長を呼んでヒアリングを行う模様だ。

大島産業と同住所に㈲エイチ・ワイ・ディ(以下HYD)という会社があるが、大島産業は元請受注した道路工事の殆どを一次下請としてHYDに発注している。
両社の工事経歴書を確認したところ、複数の工事で配置技術者名が同一工事、同一期間で同一の氏名が記されていた。
もし同一人物であれば、建設業法違反疑いがある。



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歪んだ3号線広川~八女バイパス「八女市編 ③」

現在もT氏は不動産業に精力的に打ち込んでいるようだが、2年前のネット上の売却物件情報が未来を言い当てており、憶測を呼んでいる。

情報の日付は2018年6月27日、内容は次の通り。



「八女北部工業団地」というタイトルがあるが、八女市役所に確認したが、現在そういった構想はないとのこと、おそらくT氏が命名したものと思われる。

国がこの山側ルートに決定したのが今年5月、翌6月に図面(バイパスルート案)が示された。
区間の起点が『陸上自衛隊久留米駐屯地』こそ違え、この物件情報で示された地域の真ん中を見事に通過している。

「国道3号線バイパスの開通(来年着工予定)」という記述から、T氏は少なくとも2年前の 2018年6月には、バイパスがこの周辺を通過することを確信していたと考えられる。

念のため、八女市建設課にバイパスのルート案は以前から出来ていたのか問い合わせたところ、きっぱりと否定された。


※ 不動産会社の物件情報に示された地図(バイパス案は、円の中心を通過)

ー 続く ー

歪んだ3号線広川~八女バイパス「八女市編 ②」

バイパスの話から、移転立ち退きの話になって、過去の土地改良区の話題になったとき、Aさんは次のように語った。

「N氏は既に亡くなったが、男気のある方で、『土地改良事業には、多くの地権者がいて困難を極めるが、理事長として何としても完成させたい』と、常々話しておられた。県議にお金を渡したというのはその通り。自分が聞いているのは700万円。あと300万円は自分の財布から出したのかな?」

土地改良事業においては一定の基準で宅地へ転用は認められており、宅地にしたことそのものは法令違反ではない。
しかし、土地改良区の収益の中から県議にお金が渡ったことが事実であれば、そこは問題があったと言える。

告発文には、参考人として2人の名前が記されている。
1人は土地改良区事務局のE氏(故人)、もう1人は「土地を買ったことは事実」と認めたとされる不動産会社社長T氏だ。

なぜ、本稿でこの告発文について紹介したかというと、バイパス計画の取材を進めていくうちに、不動産会社社長T氏の名前が浮上してきたからである。

T氏と元県議のM氏は、土地改良事業以降も続いている様だが、力関係ではT氏が強いという逸話を地元の人から聞いた。

18年程前に山里に突然、食品残渣等の発酵処理をする産廃中間処理施設ができ、そこから出る悪臭に周辺住民は悩まされてきたが、問題が起きた当初はM県議が率先して解決に取り組むことを住民の前で明言していた。
それを知ったT氏が激怒、なぜなら同施設を誘致したのはT氏だったからだ。
その後M県議は市議(故人)に連れ添われてT氏を訪ね謝罪、それからはこの問題からは手を引いたという。

ー 続く ー

自民党県議団、JAに筑後の土地取得疑惑で調査要請 ④

ー 方向はひとつ ー

自民党県議団が動いたことで、組合員らは力強い援軍をもらった形だ。
ただ地元では、怪文書をきっかけに別の思わぬ波紋が広がっている。
同文書には、「なぜ大物議員に情報を漏らしたのか?」との見出しもあるからだ。
大物議員とは、地元選出の蔵内勇夫県議を指していると思われる。
その後も、組合の会合でこの問題が話題になった際、ある組合員から県議の名前が出てきたという。

確かに、パール社が土地購入を決めた頃と時期を同じくして、全農ふくれん幹部が筑後市長に面会した際、蔵内県議が同席したことは事実のようだ。
その時は全農ふくれんの事業の件での訪問だったが、その際に、同系列のパール社が駅裏に工場建設を予定している旨、市長に報告があったとしても何ら不思議ではない。

しかし、同席したというだけで「情報を漏らした」との情報が独り歩きし、まるで6億円の取引に関与があったかのように印象づけられてしまっては、県議にとっていい迷惑だろう。
そもそも怪文書は、その「情報」の内容や、情報と県議や土地取引との関係については何も述べていない。まさに最近流行りの印象操作の感がある。
巻き添えを食った形の県議や自民党県議団も余りに度が過ぎると立腹しており、繰り返される場合は法的措置も視野に入れているとの情報もある。

重要なことは、土地の価格が2年間で3倍になった事情の解明だ。
もし仮にJA予算から合理性のない法外な支出がなされ、しかもそれが全て東京の机上で決められたということであれば、情報収集、経理、監査に問題があると言わざるを得ない。
JAという組織が持つ「個々の農業者が互いに助け合って、営農と生活を守り高める」という目的から逸脱していると言ってよいだろう。

今、自民党県議団と地元の組合員は同じ方向を向いている。
JA全農の体質を、ここ福岡から問う良い機会と捉え、歩調を合わせていくべきではなかろうか。

― 了 ―

自民党県議団、JAに筑後の土地取得疑惑で調査要請 ②

ー 舞台は筑後、役者は東京 ー

東京都に本社を置くパール社は、用地取得に際し、土地の選定や仲介をJAグループの ㈱全農ビジネスサポート(東京都)、不動産鑑定をアデックスリサーチアンドコンサルティング㈱(以下アデックス社、東京都)に依頼、そして、福岡でサポートしたのが JA全農ふくれん(福岡市中央区)である。

価格決定の経緯についての組合員からの質問に、全農ふくれんは、「不動産鑑定業者の評価により価格を決定した。不動産鑑定は近隣地域での取引事例の価格を基にした取引事例比較法によって算定された。」と回答している。

しかし、同用地は都市計画法で用途が制限された工業地域で、市内の工業地の公示地価は約4.5万円/坪、商業地でも15.5万円/坪とされており、組合員らにとって到底納得いく回答ではなかった。

また、不動産鑑定を行ったアデックス社は、ホームページが存在せず、公益社団法人「日本不動産鑑定士協会連合会」のウェブサイトの業者検索でも、会社名はヒットするものの「(同社に)所属個人は存在しません」と表示され、実体がよくわからない会社である。

舞台は筑後市、JAの大型の施設建設の取引が行われたにも拘わらず、役者は全て東京、頼りの全農ふくれんからは十分な回答は得られない状況が続き、組合員らの不信感は募るばかりだった。

弊社も、パール社、全農ビジネスサポート、全農ふくれんにそれぞれ取材を申し込んだが、「個別の取引については回答できない」とのことだった。
また、アデックス社の代表を務める男性に電話取材を申し込むも、守秘義務があることを理由に断られてしまった。

ー 続く ー

自民党県議団、JAに筑後の土地取得疑惑で調査要請 ①

10月13日、福岡県議会自民党県議団、農政懇話会(原口剣生会長)は、JA全農(東京都)に対し、全農パールライス㈱(以下パール社、東京都)が、筑後市の日清製粉工場跡地を2年前と比較して約3倍の価格で購入した具体的経過について、調査及び説明をするよう要請した。

ー 出回った怪文書 ー

2014年4月、JR羽犬塚駅西側に隣接した日清製粉㈱筑後工場が閉鎖され、2016年5月に広川町の不動産会社が同工場跡地(約5466坪)を3億3000万円(6万371円/坪)で購入、2017年12月には筑後市が市道として土地の一部約204坪)を約1248万円(6万1050万円/坪)で購入した。
しかし、その7ヵ月後の2018年7月には、パール社が同不動産会社より 9億5000万円(18万548円/坪)で購入し、価格が約3倍になっていた。

一連の売買は民間同士の契約で他人が口を挟む余地はないが、問題は購入したパール社がJA(農業協同組合)グループということだ。
不動産取引の売買価格や面積は通常当事者以外は知り得ない情報だが、間に入った不動産業者は、約2年で6億円以上の利益を手にしたことになり、関係者の間で噂になっていた。

今年6月頃、「農業の自立を考える会」という団体名で、土地取引の履歴と地元の政治家の関与をほのめかす怪文書が筑後市内に出回り、JA組合員からは事実の解明を求める声が上がり始めた。

ー 続く ー

行橋市役所の怪

市長が箱物好きの自治体は、往々にして立派な施設が建設される度に談合や贈収賄の噂が絶えず、県警にとってもある意味 貴重な存在だ。

話は変わるが、何かと話題の多い行橋市の市長が入院で不在との情報が入ってきた。市長の留守中にもかかわらず、市役所内には妙に張り詰めた空気が漂っているという。
その原因は留守を預かる責任者が、誰からか呼び出されて、数時間に亘って市役所を抜け、所在不明になっていることにあるようだ。

職員に聞くと余りにも噂が多過ぎて、何が本命か分からないとの答えが返ってきた。

第二の田中諭吉を望む

商人の町として発展した博多では、商売人の多くが十日恵比須(正月大祭)で福引を引いて商売繁盛を祈願する。

しかし、コロナ禍で福博の祭りが次々と中止される中、来年の十日恵比須で神事以外の行事を取り止めることが発表された。

来年の商売がどうなるか案じられるところ、福岡市では、天神ビックバンや博多コネクティッドが進行中だが、大口のテナント契約のキャンセルが聞こえてきた。

戦後福岡のまちづくりや、多くの人が参加できるよう祭りの改革などを手掛けた田中諭吉氏(1901~1970)が生きておられたならば、こういうピンチの時こそ様々なアイディアを出されただろうと思う。

今こそ、第二の田中諭吉氏の登場に期待したい。



 

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彩苑の葬儀

仕事柄人脈を大切にしているだけに、冠婚葬祭には出来るだけ参加を心掛けているが、年を重ねると結婚式に呼ばれるより葬儀に出席する方が増えている。

福岡市内において著名人の葬儀は、1000名規模まで対応できる中央区の斎場で執り行われることが多かったが、最近はコロナの影響で小さな斎場での葬儀が増えてきた。

先日も㈱彩苑(福岡市東区)の笹丘斎場での葬儀に参列したが、社員の一人一人の心配りが実に行き届いているように感じた。

積善社がМ&Aで広島の互助会に経営が変わった際、積善社の一部の社員が彩苑に移り社員教育に全力を込めた結果ではなかろうか。



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コロナで葬儀も変わる

昔は「村八分」と言う言葉が存在し、意味は「村の仕来りを破った者に対し、村の住民が付き合いをせず、除け者にする制裁」と辞書に書いてある。

残った二分を意味するのは火事と葬式で、この二つだけは互いに協力を維持する言葉となっている。

最近は火が発生すると自治体に消防署があり、火事になれば消火してもらえるが、葬儀は住宅事情も変わり、自宅ではなく寺や葬儀場で、葬儀社が取り仕切って行うのが一般的になっている。

今年に入り新型コロナウイルスが発生してからは、あらゆる業種において、コロナ対策を講じ業務を行っていると言って良いだろう。

葬儀の仕来りや習慣などは宗派によって違うが、従来の葬儀を全て省略して行う「直葬」と呼ばれる方式では、宗教が介在しておらず費用も大幅に削減され、都心部の葬儀では全体の約25%にまで増加している。

その結果、コロナの影響で家族葬が主体となり、葬儀場の1件当たり単価は低下し、日本宗教の主流となっている仏教のお寺も、収入が大幅に低下して維持が難しくなっている。

日頃の布教活動の怠りが檀家の減少となり、お寺の存続が厳しくなり廃寺が増え、同時に葬儀社も同業他社との競合が更に激しくなって来るだろう。



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面倒見の良い大学

10月に入り朝夕は肌寒いほど、日中過ごしやすくなった。
新聞紙面では大学受験の特集が記載され、受験生にとって試練を迎える時が来たようだ。

今年の大学新1年生は、新型コロナウイルス感染防止のため、入学金や授業料は収めても、学校に行けない状況が続いている。その様な状況下で高校の進路指導教諭が、推薦する大学ランキングがマスコミで報じられた。

面倒見が良い大学1位は私立金沢工業大学で、2位に国立東北大学、3位は私立武蔵大学、以下は関東の私立大学で占められていたが、9位に私立福岡工業大学の名があったのでホッとした。

コロナが何時収束するのか先行き不明、就職の内定を取り消された学生もいて、一気に経済が回復する見通しも立たず、来年以降の就活はかなり学生が苦労する事が予想され、面倒見の良い大学が人気を集めそうだ。



 

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高島市長が官邸に

平成30年11月4日告示の福岡市長選挙を目前に控える中、10月末に高島宗一郎市長が上京し、当時の安倍総理、麻生副総理の3人で、民間から大臣登用の秘策を練っていたとの噂があった。

しかし、大臣のポストが足りないところから大臣就任には失敗し、そのまま市長選挙に立候補し圧勝した経緯がある様に聞いている。

安倍総理の時代ならば、高島市長が官邸に現れても驚かないが、早くも菅総理とのパイプが構築できたのか、9月28日午後に菅総理大臣と面会しており、この会談が今後どのような動きになるのか、福博の政財界は注視している。



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岸信夫防衛相の次は

安倍総理が辞任を表明後、瞬く間に派閥論理で菅新総裁が誕生し内閣総理大臣に就任、新たな内閣が誕生した。

菅内閣に防衛相として初入閣したのが安倍前総理の実弟で、岸家に養子に行った岸信夫氏、母親でゴッドマザーとも呼ばれた洋子さんの強い希望もあって、見事に入閣を果たしたと言われている。

現在永田町で一番の話題は、解散総選挙の日程と言われているが、ご祝儀支持率の下、相応の議席を確保した上で、目玉政策で新たなサプライズを起こせば、菅総理の評価は一段と高くなるだろう。

27日に行われた、参議院議員大家敏志氏の政経セミナーに参加し、麻生太郎副総理や小泉進次郎環境大臣の講演を拝聴したが、リップサービスとは思うが福岡市で今後何かが起こることを匂わせる内容だった。

久山町長選挙

久山町の未来を決める町長選挙告示まで20日を切ったが、西村まさる氏を応援する声が大きくなっている。

毎朝、町内の交差点に立って挨拶する姿を多くの人が目にし、次第に知名度もアップしてきた様だ。

47歳という若さ、子育て世代、町職員としての「まちづくり」の実績、そして、掲げている政策が評価されているという。

8月23日に行われた後援会事務所の事務所開きでは、久芳菊司町長が来賓挨拶に立ち、後援会長を務める元久山町議会議長の木下康一氏が登壇し結束を呼び掛けた。

帰ってきた民進党

合流新党の党首に枝野幸男氏、党名が「立憲民主党」に決まった。

小池百合子氏から「排除」された議員が集まり、結成されたのが立憲民主党だったと記憶している。

小池フィーバーが終わったと思ったら、希望の党の民進党出身議員らは国民民主党を結成、その後は代表の指導力の無さからここ数年の世論調査の支持率は1%台と低迷を続けた。

次の総選挙で落選の可能性が高くなると判断した議員の一部は白旗を掲げ、なんと排除したはずの立憲民主党の門を叩き、色気ではなく金気をチラつかせ合流話を成立させた様だ。

排除した昔の仲間の「股をくぐった」格好、結局は3年前の民進党末期に戻っただけ、近い将来勝手な理屈を並べて再び分裂するのが目に見えている。



 

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