一向に内閣支持率が上がらない状況に、つい1カ月あまり前までは「解散・総選挙は年明け」との見方がもっぱらだった。ところが8月になると次第に「年内説」が囁かれはじめ、各陣営も慌ただしさを増しつつあった。そんな中での、福田康夫総理の突然の辞任劇。安倍総理に次ぐ「政権放棄」に、国民も驚いたというより、もはやあまりの無責任さに呆れて果てている、というが実際のところだろう。
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一向に内閣支持率が上がらない状況に、つい1カ月あまり前までは「解散・総選挙は年明け」との見方がもっぱらだった。ところが8月になると次第に「年内説」が囁かれはじめ、各陣営も慌ただしさを増しつつあった。そんな中での、福田康夫総理の突然の辞任劇。安倍総理に次ぐ「政権放棄」に、国民も驚いたというより、もはやあまりの無責任さに呆れて果てている、というが実際のところだろう。
(08年8月号掲載)
福岡市立こども病院(中央区唐人町)について、市は7月末、人工島(東区)へ移転する方針を決定したことを発表した。
これに先立ち開催された説明会では、患者らが吉田宏市長への不信感をあらわにし、移転の賛否を問う住民投票を求める動きも出ている。
一方、市がコンサルティング会社に委託して算出した、現在地で建て替えた場合の費用試算が、いつのまにか水増しされていたことが明らかに。こうした事実は一部メディアしか報じておらず、正確な情報が市民に伝わっているとはいえないのが現状。
移転案は9月議会に提出される見込みだが、各会派の対応を含め、まだまだ紆余曲折がありそうだ。
(写真=患者らへの説明会で話をする吉田市長)
福田康夫総理が9月1日、突然記者会見を行い、辞任表明のニュースが稲妻のような速さで全国を駆けめぐり号外も配られた。就任したのは昨年9月26日だから、安倍晋三内閣に続きまたもや1年未満の任期途中で政権を放棄したことになる。
ギニアビサウでは、中学校建設用地を手に入れることができました。以前紹介したネネが奔走してくれて、やっと契約にこぎ着けることができたのです。まちがいなく、彼の骨折りがなければできなかったことです。
いつも彼のことを心配しているのですが、今回も元気なネネに会えてホッとしました。それはそれでよかったのですが、彼は現地での責任者として、ソナック小学校の現状についていろいろと苦悩しているようです。
今回初参加のヒデコさんは、大きな働きをしてくれています。彼女は好奇心が強くて前向きで、肌の色や言葉の違いもほとんど関係ありません。
母親のいないある少年(13歳)の、心の様子を敏感にキャッチして、彼を可愛がってくれました。「うちの息子と同い年ね」とジュースをおごったり、クリオール語(現地語)と日本語を教えあったりしながら、この子の心に寄り添ってくれました。
8月は志多組、丸美に加えて東京でもデベロッパーの上場企業が破綻、「次はどこか」の声に押され、盆休みも返上し取材に走る日々が続いていた。そんな中でも少し自由な時間が取れたので、福岡アジア美術館に足を運んだ。韓国の友人で金属工芸作家の泰榮燮氏が「本能」のタイトルで個展を開いており、お祝いに駆けつけたのだ。
会社の創業者というものは雇われ社長とは違い精力的に働く傾向があるように思われる。会社が成長している時は社内の実権と金を握り、その結果、昔から「英雄色を好む」の諺があるようにかなり乱れた私生活を送るケースもよく耳にする。
(08年8月号掲載)
自主製作映画「Tchindon ちんどん」 (柴田洋一監督)の撮影が11月に予定されるフランス上映へ向け、快調に進んでいる。7月に嘉穂劇場(飯塚市、一部既報)、8月にはうきは市吉井町でロケが行われた。
江戸時代には豊後街道の宿場町として栄えた吉井町。今も残る白壁が当時の様子を伝えている。
その町並みの中を、安達ひでやさん(アダチ宣伝社=福岡市)らチンドン屋がカネや太鼓を鳴らしながらゆっくりと歩く。その後ろをついて歩く子どもたち。
「昔の面影が残る町の風景をバックに撮りたい。これが吉井町を選んだ理由です」と話すのは制作スタッフの遠藤雅美さん。
お盆を過ぎると朝夕に吹く風は早くも秋の気配を感じさせ、日毎に過ごしやすくなってきている。暑かったこの夏、「情熱の人」である太田誠一代議士は福田康夫総理の内閣改造で農相に指名され、めでたく大臣の椅子を射止めた。だが地元関係者の喜びもつかの間、26日付毎日新聞朝刊で事務所費の問題が大きく報道された。
(08年8月号掲載)
麻生太郎氏が自民党幹事長に就任して話題を呼んだ福田康夫総理の内閣改造。当初、地元選出議員の入閣候補として参院議員吉村剛太郎氏の名前が浮上、すでにベテランの域に達している同議員に声が掛かっても不思議はなく、周囲の関係者も大いに期待していた。
8月5日に負債総額210億円で福岡地裁に、民事再生法の申請を行った「丸美」(福岡市)は、同社の安定した収入源であるマンション管理業務を同業者に高値で売却するために、水面下で交渉を行っている。
(08年8月号掲載)
これまでも再三報じてきた柳川市で、前市長時代に行った土地取り引きをめぐり、市職員が有印公文書偽造容疑で書類送検されるという「異常事態」が起きている。
議会は石田宝蔵市長に対し「実害が出ておらず、被害届を取り下げるべき」と批判しているが石田市長は「取り下げない」と1歩も引かない。
関係者からは、P社工場跡地の購入をめぐる問題など数々の疑惑が浮上していた石田市長が、前市長の「アラ探し」をすることで対抗した結果―との指摘も。いわば石田市長らの「対立の構図」のしわ寄せが現場の職員に押し付けられた形で、柳川市の現状を如実に示していると言えそうだ。
中央では6月から東証に上場している不動産企業3社が破綻した。一方地元では、不動産管理業務から積極的な拡大路線で急成長を遂げた「丸美」(福岡市中央区)が民事再生法の申請を行ったことで、一挙に不安が拡大し関連業界は揺れている。
同業者とは比較にならないスピードで成長した「丸美」(福岡市中央区)。だが筆者は「このような事業はいつか破綻する」と、02年頃から警戒信号を発し、丸美が扱う会員権やファンドへの投資に反対していた。
(08年8月号掲載)
北京五輪に対抗し、笑って笑って健康に─。8月8日、「ハッハッハ」の日にちなみ、芸やダンスなどを楽しもうと、「笑って健康フェスティバル 笑リンピック」(NPO法人「博多笑い塾」主催)が福岡市のももちパレスで開催された。
開会式では笑い塾の小野義行理事長が「この日を笑いの日として定め、笑顔と笑いによる健康増進の記念日にします」と高らかに宣言。
スケートのショートトラックで冬季オリンピック5回出場の吉本伸子さんが聖火灯を持って入場すると、大きな拍手がわき起こった。
かねてから不動産業界で「危ない」と噂されていた「U、S、A」。その1社である「アーバンコーポレイション」(広島市)が、6月24日のスルガコーポレーション、7月18日のゼファーに続いて、8月13日に民事再生法の申請を行い破綻した。
(08年8月号掲載)
二丈町(筒井秀来町長)が出資する第3セクター「リフレッシュ二丈」(内場賢太郎社長=副町長)。ここが運営する温泉施設で始めた天然水の販売事業をめぐり、ある大学関係者が「町の水を販売している業者のHPで、自分の著作物が勝手に宣伝目的で使われ、多くの人に誤解を与えた」と二丈町に抗議している。
町は「3セクと販売契約を結んだ民間業者がやっていることで、当方は管理・指導する立場にない。町への抗議は筋違い」と回答したが、大学関係者は「研究者としての名誉を著しく傷付けられた」と、法的措置も辞さない構え。
ラドンを含み「健康にいい」と県内外で評判の二丈町の水だが、問題はこじれそうな雲行きだ。
(写真=二丈町役場)
一時、福岡都心部の土地は急速に値上がりし、空き地には新しい計画が次々に発表された。だが現在、完成したオフィスビルには閑古鳥が鳴き、計画予定地は短期間でも収入を得るために100円パーキングとなっている。
創業者である金丸近会長が次から次に打ち出した集金方法で生き延びてきたものの、ついに民事再生法適用の申請を行った「丸美」(福岡市)。
所有する3カ所(由布院、菊南、霧島)のホテルを利用できるリゾート会員権を1口200万円で販売、さらに所有するマンションを活用したファンド、これも手頃な1口200万円で投資を募るなど、「錬金術」とも取れるその資金調達。巧妙な勧誘に乗って投資した債権者は、その数5600名にまで膨れ上がった。
民事再生法の適用を申請し、経営破綻した「丸美」(福岡市中央区)の債権者集会が9、11両日に商工会議所ビル(博多区)で行われた。対象者が多数に上るため1日数回に渡って開かれた集会は、債権者らのヤジと怒号に包まれた。
出席した丸美側関係者は金丸近会長、宮崎隆社長と弁護士ら。
金丸会長は経営破綻の理由について、4月に入ってリゾート会員権の解約が相次いだことや、米・サブプライムローン問題の影響で売却しようとした資産の買い手に融資が付かなかったことなどを挙げた。
また、金丸会長の個人資産をすべて売却することや、マンション管理事業を営業譲渡することなどが明らかにされた。
(写真=福岡市中央区大名の「丸美ビル」)
(08年07月号掲載)
昨年12月、飲酒運転による交通事故で死亡した造形作家、寺田太郎さん(46=当時)らのアトリエ「AMPギャラリー」(佐賀県吉野ヶ里町)で6日、オープン1周年の記念イベントが開かれた。
ギャラリーはこの日のために改装され、寺田さんの作品のほか、父親で「九州派」の画家として知られた故・寺田健一郎氏の抽象画が展示された(写真左)。
ギャラリー内に設けられたステージでは寺田さんの叔父である達雄さんらが手品を披露。
また、メインイベントとして、スティールパン奏者の土生剛氏、ギタリストの二羽高次氏が結成したユニット「たけしこうじ」が登場。
土生氏の奏でるスティールパンの軽やかで涼しげな音色、二羽氏のよく通る歌声に、観客からは大きな歓声と拍手が上がった。
「動向が注目されるS社、M社、D社」と報じたS・M・D3社のうち、8月5日に「丸美」(=M、福岡市)、そして8日に「志多組」(=S、宮崎市)と相次いで民事再生法適用の申請を行った。今年九州最大級の倒産が1週間に2件起こるという異常事態に、盆休みを返上して取材を行うことになりそうだ。
それにしても、3社のことを報じてからあっという間に2社が破綻するという流れの速さに正直、驚いている。