カテゴリーアーカイブ: 一行情報

ヤクルト~工場新設~筑前町

人口の減少は町の活性化を失わせるだけに、減少を食い止めるには雇用を確保することがまず先決と、それぞれの自治体は工場用地を造成し、企業誘致に余念が無い。

そんな中、筑前町に㈱ヤクルト(東京都港区)が工場を新設するというニュースが飛び込んできたため、予定地である筑前町の四三嶋工場団地を訪れたところ、予定地では土砂の入れ替え工事が行なわれていた。

これは予定地を造成した際に搬入された土砂が、一部汚染されていたことが原因で、筑前町は直ちにヤクルトへ事情を説明、また地域住民にも丁寧に対応したこともあってトラブルも無く、7月31日までに入れ替え工事は終了する見通し。

筑前町の田頭喜久己町長は、今年4月に無投票で再任され現在3期目。
町の将来の人口減に対する危機感は常に保持しており、地産物産販売店「筑前町ファーマーズマーケットみなみの里」を新設するなど、雇用と定住対策を打ち出している。

今回のヤクルト工場進出にかける、田頭町長の意気込みは熱いものがあり、町民の期待も大きいようだ。

高円宮賜杯 全日本学童軟式野球大会 マクドナルドトーナメント 福岡県予選大会 

今年も、小学生の甲子園大会である、「高円宮賜杯 第37回全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント」が8月10日から6日間、東京都・明治神宮野球場を中心に開催される。

この全国大会に出場できるのは、全国の各都道府県で開かれた地区大会を勝ち抜いた51チームだけで、福岡県では5月27日(土)から6月11日(日)まで、県内各地の予選を勝ち抜いてきた32チームが、久留米市野球場ほか3会場で戦うことになる。

優勝したチームが全国大会に出場し、2位と3位のチームは、8月10日から16日の間に沖縄で開催される、九州学童大会に出場する。

出場するチーム名は、いずこも強いチームとしてよく聞く名前ばかりであり、全試合ともに白熱した試合になることだろう。

高円宮賜杯第37回全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント 福岡県大会
主催:全日本軟式野球福岡県連盟
共催:公益財団法人 久留米市体育協会
主管:全日本軟式野球福岡県連盟久留米支部
後援:久留米市・久留米市教育委員会・毎日新聞社・くーみんテレビ
協賛:ダイワマルエス㈱・㈱協働写真企画
日時:平成29年5月27日(土)・6月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)
会場:久留米市野球場、新宝満川地区野球場A・B、中干出公園野球場、山本運動広場
参加:32チーム


開会式
日時:平成29年5月27日(土)18時30分より
会場:久留米市野球場

決勝戦
日時:平成29年6月11日(日)
会場:久留米市野球場

お問合せ
全日本軟式野球福岡県連盟事務局長 古賀政治
TEL:0942-38-8333 事務局
携 帯:080-1723-4601

第25回 きままに音楽の夕べ チャリティコンサート ~ 御礼

アクロス福岡シンフォニーホールにて、昨日19日金曜日に開催の、「第25回 きままに音楽の夕べ チャリティコンサート」は、1000名近い皆様方のご来場をいただき、無事に終えることが出来ました。
誠にありがとうございました。
ピアノ4台による8名での連弾を華麗に演奏していただいた、田中美江先生、中川淳一先生、巣山千恵先生、小柳厚子先生、森山和世先生、水崎玄先生、迎美樹先生、そして三重野彩香先生に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

主催 ㈲福岡経営企画  代表 池田浩一
後援 ㈱福岡県民新聞社 代表 池田俊一

破産を申し立てられた㈱リッツ~資産はこうして食い散らされた~その2

今年3月7日、不動産業の㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中充氏)が、第三者破産を申し立てられて倒産した。

南関町のメガソーラー建設用地、約6万坪がどうなったか、前回の記事はコチラからご覧いただくとして、今回は、現預金がどうなったか、見てみよう。

平成28年6月期決算時点では、
現預金として7218万2720円が計上されていた。

ところが、保全命令が出された際に残っていたのは、
現金、751万0114円
預金、8万9414円
合計、759万9528円
だったという。

運営統括者である坂口大揮氏によれば、各種経費の支払いに費消したとのことだが、帳簿や通帳に資金の流れが記載された形跡はないという。

また同期決算では、㈲朝露への短期貸付金7400万円が計上されている。
㈲朝露の吉村洋光社長は、故オーナー経営者の親戚だが、実質管理者は坂口大揮氏で、糸島市志摩馬場の農地を所有していた。
この農地は、平成28年5月24日に100万円で売却された。
だがこの不動産にも、2ヶ月前の3月18日に、1億5000万円の商談申込書が提出されていた模様。

しかし100万円で売却されたわけだから、貸付金7400万円は㈱リッツに対して返済不能ということだ。

おかしなことに、100万円で買った会社は直ちに宮崎県の農事法人に転売したが、この農事法人の理事は、次回の東京町田での不動産売買にも顔を出す人物だけに、関係者は坂口大揮氏と裏でつながっていると疑っているようだ。

短期貸付金としてはこのほかに、行武吉江氏がそれぞれ別法人で経営するフィリピンパブ3店舗へのものが、あわせて500万円ある。
行武吉江氏によれば、回収できるかどうか不明とのことだが、理由は語らず。

また親子は、亡くなった前オーナー経営者が生存していた頃の、平成23年1月30日に、H女史から1億円を借り入れ、平成29年1月23日に、このうちの7500万円を返済した、とコメントしている。

だが読者の皆さん、またか、と思われるだろうが、決算上にそうした項目は見当たらないし、銀行口座、通帳に記録は残っていない。

亡くなった前オーナー経営者を、親子で欺いていた、などということにもなりかねないが、そこまでは問わない。
しかしながら、どのくらいの資金が私的に流用されたのだろうか。

アリエッタホテル博多~タカラレーベンが購入・着工

㈱ルネッサンス(東京都品川区、河野初社長)が、博多駅南1丁目で計画していたアリエッタホテル博多は2度、着工が延期されていたが、このたび、㈱タカラレーベン(東京都新宿区、島田和一社長)が購入し着工の運びとなった。

当初の計画では、地下1階、地上14階でビジネスホテル154室、客室数は同じはずだが、ホテル名は当然変わることになるだろう。


 

福岡地裁~今週の民事裁判~判決言渡

今週18日の木曜日、13時10分から福岡地裁の第105号法廷で、原告㈱グット・リンク(博多区)、被告㈱エヴァ(東区)との間で2年半ほど前から争われていた、損害賠償請求事件の判決が言渡される。

シルバー産業の市場規模は年々増加しているため、新規参入業者も多い。

競合を生き抜くため、被告の㈱エヴァ(東区)は、従来の介護用品レンタルから、住宅リフォーム分野に事業を拡大しようとしたが、共同経営者との間で意見の食い違いが生じた。

そこで朝倉や伊万里、諫早などの営業所と顧客を、共同経営者が新しく設立した㈱グット・リンク(博多区)に譲渡したが、佐賀営業所社員がエヴァからグット・リンクへの転籍を拒否したことでこじれてきたもの。

怪しげな高額手形・再び~今度は50億円の手形!!

平成28年12月13日、「怪しげな高額手形と、その裏書人たち」と題して、額面7億8500万円の偽造手形の件を報告した。
ところが、今度はそれをはるかに上回る高額手形が現れ、その支払いを巡って裁判がはじまった。(前回の記事はコチラから)

手形額面は、なんと50億円ちょうど。
登場人物はほぼ同じ。

振出人は異なるが、受取人を含む裏書人9名の中で6名が重なっている。
前回の手形同様、受取人である第1裏書人から第7裏書人まで、登場人物は全員、既に亡くなられておられる。
最終裏書人の1枠前の裏書人は、前回と同じ様に、博多駅近くにあった建設関連企業だったが、既に所在不明。
そして最終裏書人が前回と同じ個人企業。

前回の手形と今回の手形の違いを列記すると下記の通り。
●前回
手形額面 7億8500万円
振出銀行 福岡銀行西新支店
貼付印紙 1000円
振出日付 平成22年12月5日
支払期日 平成28年7月25日
●今回
手形額面 50億円
振出銀行 熊本信用金庫詫麻支店
貼付印紙 なし
振出日付 平成23年2月15日
支払期日 平成28年9月20日

前回の手形同様、どこからどう見ても、偽造手形そのもの。
しかし、1つだけ違ったのが、最終裏書人が裁判所に訴えたということだ。

最終裏書人の本気度を示しているのが、訴状とともに1100万円余りの経費を支出しているということ。
1102万円分の収入印紙が貼付されているという。

福岡地裁で先週、第1回目の公判が行なわれた。
そこで早速訴状を入手し、次回さらに詳しく報告いたします。

ご期待下さい。

厚生労働省~ブラック企業を公表

厚生労働省は、この半年間で労働基準関連法案に違反し、書類送検された全国の企業334社を監督署別に、5月10日ホームページで公表した。(詳細はコチラ

違反ごとの内訳は、高所作業で墜落防止措置を講じなかったなどの安全対策を怠ったケースが最も多く209件、電通に代表される長時間労働、いわゆるブラック企業と称されるような違反企業が60件、このほかには賃金未払いや労働者派遣法違反などがある。

福岡労働局が公表した19件は、県内自治体の指名停止処分などで見ていた社名であり、特段ビックリするような企業名は無かったが、1社だけ、アレ?という社名が目に入った。

㈱スリービーだ。
記事をご覧の方々には、㈱スリービーという名前よりも、焼肉店「福岡叙々苑」のほうが通りはいいだろう。
ただし、東京の高級焼肉店である「叙々苑」とは関係なかったようだ。

一時期は焼肉店や弁当店を5店舗を展開していたものの、設備投資過多と競合で資金繰りが圧迫され、仕入業者や工事会社との間で支払いを巡っていくつもの係争事件が発生、平成27年11月9日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任していた。

ところが、今回公表されたリストでは、「労働者14人に2ヶ月分賃金および労働者6人に1ヶ月分賃金を支払わなかったもの」として、平成29年3月21日書類送検されたことになっている。

1年半前に破産手続きする以前の、未払賃金で書類送検されたのだろうか。
それとも、新しく活動し始めた事業で、未払賃金が表面化したということだろうか。
まさか、旧㈱スリービーとはまったく縁もゆかりもない方が、新しく㈱スリービーの名前を使って事業を興されたということは・・・、有り得ないだろう。

福岡市・指名停止~トヨタL&F福岡

福岡市は下記の企業に対し、競争入札参加停止措置を行なった。

○措置対象業者
商号:トヨタL&F福岡㈱
所在:福岡市博多区東比恵4丁目5-14
代表:金子 直幹
登録:物品(自動車販売、自動車修理、産業用機械器具)
期間:平成29年5月1日から6月30日まで・2ヶ月間

○概要
契約件名:リーチタイプ電動フォークリフト
契約金額:199万8000円(税込み)
履行場所:福岡市地下鉄姪浜車両基地
履行期間:平成28年12月12日から平成29年3月21日まで
完了期日:平成29年4月19日
遅滞日数:29日
遅延損害:4444円
遅滞内容:機器製作メーカーに対し誤った仕様による制作を指示していたため、再製作が必要となり、履行期間内の納品が出来なかったもの。

破産申し立てられた㈱リッツ~資産はこうして喰い散らされた~その1

今年3月7日、不動産業の㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中允氏)が、第三者破産を申し立てられ倒産した。

これはオーナー経営者が2年前に亡くなった後、後妻の行武吉江氏と、連れ子の坂口大揮氏が、事業を継承するのは法律上の代表者である田中充氏ではなく、自分たち・吉江親子だとして、会社の資産を勝手に処分したことが原因。

第三者破産が申し立てられたのは、これ以上の資産処分を避けるためで、また既に処分された資産がどの程度にのぼるのか確定するため、福岡地方裁判所は破産宣告の前に、㈱リッツが所有する財産の保全命令を出した。

取材してみると、失われた資産はそのほとんどが、いかにも怪しげな方法で処分されており、また売買代金も既存の通帳には記録が残っていず、新たにこしらえた口座を使っているのか、それとも現金で取引したのか、どこかに消えたようだ。

まずメガソーラー建設用地がどうなったか見てみよう。
物件は以下の不動産。

所在:熊本県玉名郡南関町大字関東1494番地
地目:山林
面積:20万2914㎡
坪数に直すと、約6万1489坪

関係者によれば、この物件は、破産した㈱リッツが平成28年4月に地主から購入、経産省や九電とのもろもろの関係書類を整えて太陽光発電所用地として取りまとめ、翌5月に2億円で転売したとされている。
ただし、㈱リッツは短期間での売買でもあり、中間省略で不動産登記簿に名前は出てこない。

ところがこの売買で、摩訶不思議なことが起きたという。
3月18日付けで東京の企業が7億5000万円、また4月18日には福岡市内の企業が5億円で買いたいという商談申込書を提出しているのだ。
吉江親子は、この両社を排除して半値以下の2億円で売却した。
だから少なくとも3億円以上の損害を㈱リッツに与えた、というのが関係者の言い分。

おまけに、関係者が把握している㈱リッツの金融機関の口座で、この2億円の入金記載は確認されていないという。
もっとひどいことに、実際の売却価格は2億円ではなく、6億5000万円だという情報もあり、横領の疑いが限りなくクロい、と関係者は見ている。

次回は、現預金の流れを見てみることにしよう。
ビックリする。

シンワ美創・不渡りか?

㈱シンワ美創(博多区)は、もともと店舗内装工事業者。
昨年末から資金面に関する問合せが急増していたが、どうやら不渡りとなったようだ。
業績悪化の中で内紛が生じ、平成26年5月前代表が解任され、新しく就任した成村康代表のもとで不動産再販事業に軸足を移したものの、当然ながら借入金と支払手形が急速に膨んでいた。

飯塚市~どうやって活性化しよう!

今でこそ福岡市は九州で唯一、人口が増え続けている元気都市かもしれないが、明治以降の炭鉱資源が日本の近代化、工業化を支えてきた時代は、飯塚のみならず、筑豊があってこその福岡だった。
博多の料亭を支えていたのは数多くの筑豊炭鉱王だったし、川端商店街や中洲や玉屋百貨店に活気をもたらしたのも石炭であり、飯塚の和菓子は福博の街に溢れていた。

約60年前の三井三池争議に象徴される、エネルギー政策の大転換で、日本全国の炭鉱が閉山、筑豊地区も人口が急激に減少し、様変わりすることになった。
飯塚市は平成18年3月に周辺4町を吸収合併したものの、この60年間では14万人から12万人に人口が減少している。
田川市は昭和30年当時10万人を越えていたが、平成28年6月の推計人口は4万8350人であり、この60年間で半減したことになる。
嘉麻市にいたってはさらに人口減少が著しく、ピークだった昭和25年当時、11万人を越えていたにもかかわらず、平成28年6月の推計人口はわずかに3万8213人で、7万人以上が嘉麻市から出て行った勘定だ。

筑豊地区の各自治体は人口流出をつなぎとめるため、炭鉱跡地を工業団地に造成、税金優遇策を武器に県外からの企業誘致を促進した。
ところが昭和44年に旧国鉄篠栗線でトンネルが開通し、飯塚・博多間が直通になり、また九州縦貫道の開通などで交通の便が良くなると、国内の企業は安い労働力を求めて生産拠点を海外にシフト、ますます筑豊地区には目が向かなくなり、地元の人間が筑豊で職を探すことは厳しくなってきた。

一方、残された飯塚市内はあれだけ賑わっていた商店街も閑古鳥が鳴くシャッター街と化し、しかも時折見かける通行人は高齢者ばかり。
各市町村は活性化対策に頭を痛めているが、今のところ明確なビジョンを持ち合わせていないのが現状だ。

こうした中で新たに誕生した片峰誠飯塚市長には、大きな期待がかけられている。

須崎屋台 かじしか

パーティでの失言が命取りになった前復興大臣、議員まで辞職するかどうか、けじめのつけ方はいろいろあるだろうが、一般庶民はめげることなくたくましく生きている。

名義を借りて営業していた「須崎屋台 かじしか」も、福岡市の公募に応募したものの、見事に落選した屋台の1つだ。

落選した屋台の中には、福岡市に対して弁護士を通じ裁判に発展した屋台もあるようだが、「須崎屋台 かじしか」は、客の勧めや協力もあって、以前営業していた屋台から少し離れたビルの1階を借りて内装を施し、4月25日にオープンした。

入口には今まで使ってきた屋台が鎮座し、奥にカウンターと調理場があり、一番奥には大きな囲炉裏が作られており、10人程度が炭火を囲んで、グループで酒が飲める仕組みになっている。

公募での落選を正面でしっかり受け止め、その現実から速やかに出発を考え、実行したことが、4月25日のオープンに結びついたといえるだろう。

娘の大将と父親の小大将(こだいしょう)コンビが、苦を笑顔に変えて迎える前向きな姿勢が、多くの客を呼び込む原動力になっている。

「須崎屋台 かじしか」で元気を貰い、明日の糧にしよう。

東京支店開設 ~ 九州リースサービス

総合リース事業の㈱九州リースサービス(古賀恭介社長)は、事業拡大で九州から東京へ進出する企業や、逆に九州への進出を希望する企業との間で、ネットワーク構築し、またサポートなどを行なうため、東京支店を開設する。

㈱九州リースサービス 東京支店
東京都中央区日本橋3-12-2朝日ビルヂング5F
執行役員支店長 中村和弘
TEL:03-3517-3237
FAX:03-3517-3238
営業開始日 平成29年5月9日

須崎屋台 かじしか ~ 新店舗 オープン

福岡の屋台でも、超人気屋台として知られていた、「須崎屋台 かじしか」が、今日4月25日に新店舗をオープンする。
人気のあった串焼きや餃子、ラーメンはもちろん、屋台では出せなかった新鮮な鮮魚や糸島で採れた生野菜サラダなども充実し、存分に楽しめるメニュー構成。
下村和代大将のきめ細やかな心配りで、お客様を満足させてくれるのは間違いないだろう。

須崎屋台 かじしか
福岡市博多区奈良屋町5-14
092-710-6739


新店舗オープン~新栄住宅

分譲マンション「アンピール」シリーズを福岡地区だけでなく、熊本や鹿児島でも積極的に展開している、新栄住宅(木庭律明社長)は、このたび不動産仲介の新店舗、「アンピールの不動産仲介 日赤通り店」を5月12日(金)開設する。
店長には、流通部課長の森田晋氏が就任する。

店舗:新栄住宅㈱ 日赤通り支店
住所:福岡市中央区高砂1-14-1 カクタス天神1F
TEL:092-707-1156
FBS福岡放送の向かい側
○新店舗開設までのお問合せ
新栄住宅㈱ 092-762-7711
担当 森田・土田

クレーマーHの楽しい食レポ ~ 博多駅「くうてん」・その2

『博多駅ビルの中に、食堂街がいっぱいあるらしいけど、どこの店がおススメ?』

前回は、①家族で食する「四川飯店博多」と ②一人で食べる、ハカタステーション オイスターバー、の場合をご紹介したが、いかがだっただろうか。

さて、今回はさらに異なる、利用シーンでいってみよう。
なお、前の回でもお断りしたように、食には高い嗜好性がある。
だから、本稿とは印象が違ったなどというご意見は一切無用。
また、味が分からぬ食音痴など相手にしないので、念のため(笑)。

 

③ 従業員や部下を連れるには?

これは、【もつなべ笑楽】。
油ギッシュなメニューが並び、そう多くは食せないから必然的に支払いも楽。しかも満足度は高い。環境的に会話の声を張る必要があるが、費用対効果が非常に高い。元祖・本家・本尊・本元など、ルーツアピールに余念のない様々な同業店舗がひしめくのがもつ鍋やラーメン店であるが、もつ鍋ならばここ以上の美味の店は見当たらない。


 

④ 接待で使うには?

議論の余地が無く、【日本料理 加賀屋】に限る。
金沢を代表する旅館の経営する和食店。煮物・焼き物・生もの・飯物それぞれのバランスが良く、起承転結というストーリー性に基づく味と見た目である。
やま中を推す声も多いと思うが、やま中ならば駅東筑紫口のサンローゼ店城戸店長が良い。


前回記事はこちらから。クレーマーHの楽しい食レポ~博多駅「くうてん」・その1

 

浄水通りにユウベルが結婚式場~施工・積水ハウス福岡マンション事業部

浄水通り沿いにあった旧・メルパルクホールは分譲マンションに生まれ変わり、薬院側にあった旧・九州エネルギー館も現在マンションに変身中で、近い将来、九電記念体育館も積水ハウスのマンションとなるため、福岡市のナンバーワン高級住宅街、浄水通りが積水ハウス通りになったと、かつて地場デベロッパーが嘆いていたのを聞いたことがある。


その浄水通りをさらに南へ200メートルほどいった右手には、旧・キッチンハウスがあったが、これも積水ハウスが購入して建物を解体、更地にしたのが一昨年の夏だった。
そのため、途中にある福岡市中央消防署が天神に移転すると、跡地は入札となり、また積水ハウスが買うのだろうなと思いながら、浄水通りを散策したのが一昨年の10月。


ところがこのキッチンハウス跡地、積水ハウスは分譲マンションを建てないようだ。

広島にあるユウベル㈱が、結婚式場を建てる。
工期は今年7月、竣工は平成30年3月を予定。

敷地300坪余りに建てる結婚式場は、鉄骨造りの地上2階建て、高さ14メートルの建物。
設計は東京の、㈲田中英介デザイン事務所。
施工は、積水ハウス福岡マンション事業部。
仮称・Wグランラセーレ浄水、となる。


上の写真は、浄水通りの、小城羊羹村岡総本舗福岡店

福岡市中央区の大手門では、坪単価・・・万円、白金では・・・万円だそうな。

福岡市の中心部では不動産の動きが鈍くなっている。
これは価格が上がり過ぎ、また建築費も高止まりしているため、仮にマンションを開発しても、採算が取り難くなったことが挙げられている。

中央区の大手門に73坪のコインパーキングがある。
奥行きよりも道路沿いが長い、長方形の敷地。
デベロッパーには人気あるエリアだが、売りに出た価格は坪364万円。
事情通によれば、250万円が相場で、かなり高いということで関心を寄せる向きはなかったようだ。

個人的な印象だが、このコインパーキング、昭和通りと長浜通りを結ぶ筋の途中にあり、周辺よりもかなり高い駐車料金だったはずで、以前駐車しようとして、値段を見てビックリしたので、そのままバックして、魚市場西側に西武ハウスが持っている有料駐車場に入りなおした記憶がある。

不動産オーナーは、関東あたりの不在地主で相場がわからないのか、土地が無い今だからまだ売れると高をくくっているのか、それとも売る気はないのか、ひょっとしたら応相談というシロモノなのだろうか。

また同じ中央区で、西鉄薬院駅の東、城南線の南側の白金に、100坪未満の土地がある。
売りに出ている価格は2億3000万円というから、坪単価は230万円。
この物件は通りをはさんだ向かい側が商業地区で、該当物件は300%の住居地区だという。

だが建っている木造アパート、無人ではない。
1階では店舗が営業しており、2階には一人暮らしの高齢者。
立ち退き費用を考えると、金額がどこまで膨らむかわからず、手を挙げる業者はいないようだ。

不動産業界は売買する物件がないと成り立たない業界。
こうしたイワクつきの物件が噂になるということは、いよいよ不動産バブルが縮小し始めたということだろうか。

クレーマーHの楽しい食レポ ~ 博多駅「くうてん」・その1

『博多駅ビルの中に、食堂街がいっぱいあるらしいけど、どこの店がおススメ?』

そんな声に即答できる頼もしさが、街を知悉しているアピールにもなり、シゴトが出来るというイメージの源泉にもなる。
博多駅ビルの食堂街は、その名を「くうてん」といい、9・10階の2フロアに及ぶ九州唯一の巨大食堂である。
そんな「くうてん」の全店舗を制覇した経験を、3回に分けて素直に書き置くことにしよう。

では早速、それぞれの利用シーンごとにベストワンを公開する。
ただし食には高い嗜好性があり、本稿とは印象が違ったなどというご意見は一切無用。
味が分からぬ食音痴など相手にしないので、念のため(笑)。
だが今回取り上げた店は、諸兄がこれまで根拠もなく一番だと思ってきたあの店よりも、確実に旨いであろうから安心されたい。

まずは、
① 家族で使うには?

中華の【四川飯店博多】(白垣店長)。
言わずと知れた中華の鉄人陳健一の店であるが、非常にリーズナブルなプライスタグのメニューが並び、接客のホスピタリティーが素晴らしい。
お勧めは、蒸し野菜とエビチリ、そして何より麺類は絶品ともいえる。
エビそばや五目そば、これらは並んででも食したい。
チャーハンも説得力ある味であり、冷めても旨いのは白米選びに起因する。
しかしどのメニューにも高い習慣性があるので注意。
なお、看板目メニューの麻婆豆腐は、口腔内が痺れ胃袋が焼けるほど荒れるので自殺志願者以外には積極的にお勧めできない。


つづいて、

②一人で使うには?


【ハカタステーション  オイスターバー】。
つまりは牡蠣専門店。
特に中高年男性は白子不足に陥らぬよう、亜鉛の意識的補給が必要不可欠。
私などは牡蠣の効用で、夜の飛距離で言えばレジェンドであり、今でもK点越えにある。
同店は全国に店舗展開しており、近年上場を果たしたほどの勢い、そして市場から調達した資金で広島に牡蠣養殖場を作り、高い安全性を獲得している。
Hを教えるつもりが教えられている中高年には特に推奨したい。
しかし牡蠣はロシアンルーレットでもあるため、自己責任で食されたい。


クレーマーHの楽しい食レポ~博多駅「くうてん」・その2

かじ良光候補出陣式~小郡市長選挙

4月23日の小郡市長選挙投開票日に向けて、新人のかじ良光候補の出陣式が、昨日の16日に生涯学習センターの広場で10時から開かれた。

朝から好天に恵まれた会場には1000人を超える支持者が集まり、現職候補が過去12年間、これと言った実績を残さなかったことに対して、市民からの不満が高まっていることを証明するような大会となった。

式は、各地区の代表者紹介に続いて、後援会長や市議会議長から支持が呼びかけられ、そしてかじ候補が立候補したきっかけと小郡市の将来像を熱く語りかけた。

支持者はかじ候補の話に聞き入り、かじ候補に将来の街づくりを託した出陣式であった。

悪あがきのリッツ

先日、福岡県民新聞編集部宛にタレコミ文書が届いた。
どうやら㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36 代表者田中充氏)関係者のようだ。

㈱リッツは、債権者から第三者破産を申し立てられ、3月7日に破産が確定しており、6月8日の債権者集会に向けて債権を確定するための調査が進行中。
中身は?というと、債権者10人の大半が関係する企業に対するもので、この企業が行なっていた事業の不備を批判するものだったが、文書の日付は約1年前の平成28年2月、おまけに書かれている事柄は既に解決済みの話。

どこから見てもこの文書、㈱リッツの関係者が流した様子がアリアリ。
㈱リッツの資産を勝手に処分したことが、これで正当化できると思ったのだろうか。

粕屋、志免、新宮と須恵、篠栗、宇美~久山 

以前にも書いた記憶があるのだが、人口が増えないことには発展はない。地方都市に限らず、国もそうで、人口が現在の1億2000万人から減少に転じ、はやければ平成52年に、日本の人口は1億人を切るとの予測がある。
こうなると、GDP世界第○位という声は、マスコミですら聞かれなくなるかもしれない、なにせ65歳以上の高齢者の割合が30%代半ばまで進み、競争力以前の問題になる可能性が高いからだ。
輸入商品が生活物資のほとんどを占めるかもしれない。
国内のいたるところに限界集落があるようなものだ。
篠栗、須恵、宇美町はそうした集落の二歩ぐらい手前の存在になっているかもしれない。

大京グループ~機構改革・人事異動

㈱大京として、供給したライオンズマンションは6933棟、・37万5353戸、また㈱穴吹工務店では、1412棟・8万1077戸のサーパスマンションを供給している大京グループは、3月24日発表した㈱大京を含むグループ8社の機構改革と人事異動に引き続き、さらなる人事異動と機構改革を4月5日発表した。

詳細は下記をご覧ください
ニュースリリース:3月24日
ニュースリリース:4月 5日

光建設工業~新社長就任

鋼構造物工事とメタルビル建築で知られる光建設工業㈱は、事業のさらなる進展を図るため、取締役会長に就いた羽野徹氏に代わり、新たに南部国広氏が代表取締役社長に就任した。

光建設工業㈱
福岡県糟屋郡篠栗町和田1047-5
代表取締役社長 南部国広
取締役会長   羽野 徹

住みたい街ランキング第1位~糸島市・人口が減る?

「住みたい街ランキング」第1位の糸島市は、残念ながら「住んでよかった街ランキング」では第12位にランクを落としている。

ある証券会社がまとめた資料によれば、2035年・平成47年の糸島市の人口は8万7000人を予想、今年3月2日の糸島市役所の公式発表では10万0312人だったから、1万3000人余りが減るということだ。

同じ資料によれば、福岡都市圏で18年後まで人口が増え続けているのは、大野城市、那珂川町、志免町、粕屋町の4つの自治体だけで、福岡市も現在の155万人から147万人に減少するとなっており、糸島市が無策というわけではないのだが、「住みたい街ランキング第1位」と評価されただけに、逆に行政サイドの取り組みの拙さが表面化しているかもしれない。
以前聞いた話しの中には、福岡に比べると水道料金が高いという点があった。

いずれにしても、インフラ整備がやはり一番の問題なのだろう。
前々回でも記載したが、JR新駅舎建設に15億円を投資する計画だが、JR九州に対しては、さらなる提案を行なっているようだ。
筑前前原駅から2駅先の加布里駅まで複線化を進め、間にある美咲ヶ丘団地居住者の利便性をより高め、そして加布里駅地区の再開発を図るというものだ。

50億円を投資して、体育施設の統廃合を進めるよりも、こっちのほうが糸島市民にとってはいいような気がするのだが、どうなんだろう。

官民共働型スタートアップ支援施設~「FUKUOKA growth next」オープン

国家戦略特区の「グローバル創業・雇用創出特区」として指定を受けている福岡市は、福岡地所、さくらインターネット、アパマンショップホールディングスの3社が共同で提案した、官民共働型スタートアップ支援施設の「FUKUOKA groeth next」を、旧大名小学校を活用して、4月12日にオープンする。

ここでは、新たにスタートする企業や中小企業での第二の創業への支援を行うもので、投資会社との連携や交流会の形成、インターネットインフラ(さくらのクラウド)の無償提供、人材育成やマッチングなどのさまざまなサポートを行なう。
そして
施設内には「スタートアップカフェ」と、「福岡市雇用労働相談センター」も同時にオープンする。

【概要】
◇日時:4月12日(水) 11:30 受付開始11:00
◇会場:FUKUOKA groeth next 旧大名小学校
◇内容:①テープカット ②市長挨拶 ③関係者挨拶 ④施設概要説明 ⑤スタッフ紹介など

◆出席者:
福岡市長 高島宗一郎
◇FUKUOKA growth next
福岡地所㈱ 榎本一郎社長
さくらインターネット㈱ 田中邦裕社長
㈱アパマンショップホールディングス 大村浩次社長
◇スタートアップカフェ
㈱九州TSUTAYA 鎌浦慎一郎社長
◇福岡雇用労働相談センター
代表弁護士 田邉俊
その他関係者出席予定

因建設~新社長 就任

「土壁と檜の家」を標榜、伝統的な和の住宅を建築するため、自社で左官や大工職人を育て上げている因建設㈱(福岡県粕屋郡粕屋町江辻68-2)は、さらなる発展を期して、因善一氏が代表取締役会長に就き、新たな代表取締役社長には因善嗣氏が就任した。

因建設㈱
代表取締役会長 因 善一
代表取締役社長 因 善嗣

小郡市長選挙~平安正知氏・輝く町づくりフォーラム

小郡市長選挙は4月23日の投開票予定日に向け走り出している。

既に立候補を表明している現市長の平安正知氏は、4月1日(土)午後5時から小郡文化会館大ホールで約600名の市民を集め、決起大会に変わる「輝く町づくり」フォーラムを開催した。
地方創生副本部長で、自民党政調会長代理の片山さつき参議員議員が特別ゲストで、主催「ふるさと小郡創造委員会」。

フォーラムは4部構成で、ステージⅠはまちづくりの笑談師今泉重敏氏の講話、ステージⅡは片山さつき議員の特別講演、そしてステージⅢでは今泉氏、片山氏、平安氏の3人による対談、ステージⅣでは地元の子育て世代、若手の農業や商工事業者を交えた「ワクワクまちづくり笑談会」の順で進められた。

片山さつき議員の講演は、国政政局に触れることは無く、片山議員の九州との縁や、平安市長の人物評価が中心の30分間だった。

最後に質疑応答の時間が設けられたわけではなかったが、会場の聴衆の一人から、対立する立候補予定者との公開討論会開催を求める意見が出され、市民の間にも選挙ムードが徐々に高まっている印象を受けた。
ただ一つだけ難を言えば、春とはいえ4月に入ったばかりの土曜日の夕方、桜はまだ一分咲の頃合で寒さが残っており、暖房対策が必要だったかもしれない。

住みたい街ランキング第1位~糸島市・体育施設統廃合計画

住みたい街ランキング第1位の糸島市は、前原市、志摩町、二丈町が合併して出来ただけに、公共施設は多い。
当然、同じような施設は耐用年数がきて建替える際に、統廃合が実施されているはずだが、今回の大型予算案の中でも、施設の統廃合と運動公園整備で50億円もの投資を予定しているのが、体育施設の統廃合だ。

なんと豪勢なことよ!と思われるかもしれないが、これは投資した金額の40%が国から交付金として戻ってくる合併推進債を財源に当て込んでいるため。
糸島市運動公園整備計画(案)によれば、廃止の予定に挙がっているのが、志摩体育館、曽根体育館、立花運動場、多久野球場、雷山運動広場の5つの施設。

代わりに整備される運動公園が、糸島市のほぼ中央、平原歴史公園の近くにある、雷山運動広場。
ここに、バスケットボールコート2面が取れるメインアリーナおよび武道場2面を併設、2階には232席×2、計464席のの観客席とトレーニング室を完備した、約7000㎡の多目的体育館を建築、さらにこの周囲に公園児童公園、グランドゴルフ場、屋外スポーツスペースを整備する。
平成34年度末までの完成を目指したい考え。

難点があるとすれば、現在野球場として使用されている多久野球場が、地区の高齢者のグランドゴルフ場としても利用されていることで、多久から雷山運動公園までは相当の距離があるため、高齢者にはそれなりの負担がかかるという点。
しかし、多久野球場は市が民間から借り上げており、コストがかかっている点を考慮すると、仕方のないところではありそうだ。

さらに続く

「アップルストア福岡天神」移転?~その後!

「国内5番目の直営店舗として、また初めてのワンフロア店舗としてオープンした「アップストア福岡天神」店も、10年余りが経過し手狭になったため、今度新しく天神西通り沿いに建築されるビルに移転するようだ」と、この欄で掲載したのが昨年の8月4日だったが、ようやく具体的なスケジュールで動き出したようだ。

移転するのは、現在地から西通りを北に約50mほど上った、アバクロンビー&フィンチの隣にある駐車場で、新しくビルが建築され、移転する。

当然、新築後の移転であるため、竣工までには1年以上を要するだろうから、新店舗での営業もその後になるだろう。

また現時点で、ここをアップルが購入して、自社ビルを建てるのか、それともこのビルにテナントとして入居するのかまでは、不明。

判明次第、追報いたしますので、お待ちあれ。

小郡市長選挙~かじ良光氏決起大会

西鉄大牟田線沿いの小郡市は、4月23日投開票の市長選挙に向け、既に熱い戦いが始まっている。

立候補が予定されているかじ良光氏の決起大会が、先日の3月26日(日)15時から、前武雄市長樋渡啓祐氏を迎えて開催、雨の中での開催となったが、参加者は1300人を数えた。

後援会関係者によれば、「雨の中、また年度末の中、集まっていただいたたくさんの応援者の方々の熱意を感じました」とのことで、4月23日に向けて一層の手ごたえを感じたようだ。

今回の市長選挙立候補予定者については、現時点で甲乙付けがたいという評があることから、かじ良光後援会では地元住民への丁寧な取り組みを、今後も続けていく考えだ。

住みたい街ランキング第1位~糸島市

福岡市西部に位置し、北は玄界灘に臨み、南の背振山系で佐賀県と接している糸島市は、平成22年2月前原市と志摩町、二丈町が合併して出来たもので、福岡市中心部からは電車で30分以内、車でも都市高速道路を使えば、30分もかからないだろう。
海、山、川の自然に恵まれ、花や果実、野菜はもちろん、糸島豚、糸島牛などのブランド肉もあり、魚介類もひじょうに豊富。

2年ほど前に、旅雑誌の「福岡ウォーカー」が「福岡県内の住みたい街」を調査したところ、天神や西新を抑えて、糸島市が堂々の第1位に選ばれたのは、自然がたくさん残っており、住んでみたらさぞかしいいところだろうな、という都会の住人の希望が結果に現れたものだ。
残念ながら、「住んでよかった街」ではなかった。
まだ住んでみたことはいないが、住んでみたらいいところなのだろうな、ということ。
「住んでよかった街」ランキングでは第12位。

ところで平成22年時点で9万8440人だった人口は徐々に増加し、5年後の同27年3月末日段階で9万9877人となり、半年後の9月末時点に10万0029人を記録、10万人越えとなった。
ちなみに、今年3月2日の糸島市役所の公式発表では10万0312名。

この糸島市が、新市庁舎建設に60億円、運動公園整備に50億円、またJR新駅舎建設に15億円、合計すると125億円の大型投資計画を発表した。

新市庁舎は現在地に建設するもので、現庁舎の1.6倍となる1万4000㎡の規模となり、平成36年度中の完成を目指す。

また永年の懸案だったJR新駅舎は、波多江駅と前原駅の間に建築されるもので、新駅予定地前では区画整理事業が進行中で、平成31年春の開業を予定している。

続く

福岡地裁~今週の民事裁判~判決言渡

今週、3月23日木曜日、13時10分から第109号法廷で、平成26年10月11日に不当利得返還請求事件として提訴されていた、民事裁判の判決が言渡される。

原告は、大分県宇佐市の㈱本多産建、被告は福岡市中央区の㈱アイランドで、別府市駅前にあった、旧・別府近鉄百貨店の敷地1342坪余りの売買を巡ってトラブルが発生、原告が被告に3000万円の支払いを求めていた裁判。


表題の写真の左奥が別府近鉄百貨店で、屋上に飛行機などの遊具があり、上の写真はその跡地。

不動産業のリッツ~破産確定

債権者から第三者破産を申し立てられ、2月9日に保全命令が下されていた不動産業の㈱リッツ(福岡市博多区住吉2-16-36代表者田中允氏)は、3月7日に破産が確定した。
3月15日に破産手続開始決定の通知となり、債権者集会は6月8日が予定されている。

田中允代表は連絡が取れない状態で、陰のオーナと目されている先代の妻の行武吉江氏と、吉江氏の実子の坂口大揮氏には、リッツの所有不動産を勝手に売買したとして、損害賠償請求が提訴されるものと予想されている。
このため田中允氏、行武吉江氏、坂口大揮氏の今後の対応と、吉江氏が代表を勤める飲食店の㈲ハートプロダクションや、リッツの本店ビルがどうなるのか、注目が集まっている。

粕屋、志免、新宮と須恵、篠栗、宇美~そして久山

福岡地区在住の方々以外はわからないかもしれないが、粕屋郡というのは、玄界灘に面する新宮町から、内陸に向って南北に、久山町、粕屋町、篠栗町、志免町、須恵町、宇美町の順番で並んでいる。
これらの町は戦前、粕屋炭田の採掘で栄えたもので、石炭を内陸から西戸崎港に運んでいた、現在のJR香椎線が町々を貫いている。
「石炭から石油へ」という、戦後のエネルギー政策の転換で炭鉱の閉山が相次いだ結果、それぞれの町は地理的な位置関係で人口が増えている町と減っている町に分かれ、今後も変わりは無いようだ。

ある証券会社の資料によれば、今後20年にわたり人口が増えていくのは粕屋町、志免町、新宮町の3町だが、このうち新宮町は20年後には減少に転じるとの予想。
また久山町はほぼ現状維持の様子ながら、須恵町、篠栗町、宇美町の3町は減少の一途をたどると予想されている。
つまり、福岡市に境を接している、3町は人口が増え、内陸にあり、福岡市に隣接していない3町は逆に減っているということだ。
ちなみに久山町は福岡に接しているが、町の政策で人口流入を制限しているため、現状維持を予想している模様。

平成27年6月1日現在から平成52年まで、どのくらい人口が増減するかというと、
粕屋町は、4万4518人 →→ 5万4518人
志免町は、4万5313人 →→ 4万9450人
須恵町は、2万7227人 →→ 2万4501人、
篠栗町は、3万1083人 →→ 2万9157人、
宇美町は、3万8142人 →→ 3万2057人
と推計している。

続く

11も駅があるのだから、小郡市は・・・!!

街の発展は交通の便に左右される。
特に鉄道だ。

今年4月に市長選挙がある小郡市は、久留米市と筑紫野市にはさまれた、人口6万人弱の地方都市だが、市内を南北に走る西鉄大牟田線には駅が7つあり、東西を貫く第三セクターの甘木鉄道には4つの駅がある。
11もの駅があるのだから、さぞかし・・・とは誰も思わない。

駅前に商店街があるのは市中心部の西鉄小郡駅ぐらいのもの。
残りの10ヶ所は田んぼの中に駅があると言って過言ではない。
関東などのように、私鉄が鉄道を敷き、駅を作って、周囲にニュータウンを形成、人口増加に一役買えるようになれば良いのだが、西鉄三国が丘駅以外はどうやら西鉄大牟田線は逆のケースのようで、大牟田まで線路を作るのが目的で、途中の人が住んでいるところに駅を作ったかのようだ。

もちろん、行政も無策。
小郡市関係者も市民を増やそうという気はどうも感じられない。
人が増えるのも、逆に減るのも、なすがまま。
その結果、2035年、平成45年には現在よりも人口が約4000人減り、5万4000人となることが予想されている。

人口が増える要因の1つに仕事の問題がある。
少々古い資料だが、平成22年の小郡市役所調べによれば、市民の19%余が福岡都市圏に、そして12%弱が久留米に通勤しているそうだが、現在では福岡と久留米では10ポイント以上差が開いていることだろう。
かつて聞いた話だが、地方都市ではどこでも言えることだろうが、一番待遇の良い勤務先は市役所だそうで、二番目が農協という話しだったが、ここ小郡市でもこれは通じる模様。
ならば小郡市は、勤務地ではなく、ベッドタウンとしての街の将来を目指さざるを得ない。

11もある、駅をいかに活用するのか、真剣に検討することが求められ、福岡都市圏からの移住をどう図るのか、受け皿作りが今回選挙の重要な課題となるだろう。
人口問題をどう考え、いかなる解決策をとるのか、小郡市を変えたいと訴える候補者が現れることを期待したいものである。

 

篠栗町に大型住宅団地計画

粕屋町を走る「福北ゆたか線」といわれても、沿線の方々以外はピンと来ないかもしれないが、博多駅から吉塚駅、桂川駅を経由、さらに新飯塚駅、直方、折尾駅を経て、黒崎駅に至る路線の愛称が「福北ゆたか線」で、このうち、吉塚駅から桂川駅まではJR九州の正式呼称でいくと、篠栗線。

この篠栗線は粕屋町と篠栗町を貫き、JR九州管内営業路線唯一の黒字路線といわれているが、粕屋町にとっては人口増の大きな利点となっているものの、篠栗町は利用し切れていないのか、人口は逆に減少している。

人口が増えるということは、道路や上下水道などのインフラ整備で町の支出は増えるけれども、町全体の活性化に繋がるだけに、人口を増やす政策は自治体にとって必要不可欠のもので、篠栗町はこれまで町民をいかに増やしていくかという意識に欠けていた気配がある。

しかしどうやらここに来て人口を減らさないこと、そして維持していくことについて、町全体が考えを改めたようで、乙犬地区の一部で調整をはずして、約60戸ほどの面積を住宅地に転換することを許可したようだ。

また篠栗地区の旧採石場跡地では、その後に建設残土処理場として機能してきたが、埋め立ても終わり、新たに300戸内外の住宅地に生まれ変わる計画がある。

津波黒・高田地区では食品企業の進出も予定されており、篠栗町はこれから大きく姿を変えていくかもしれない。


 

九州みらい建設グループ~7社体制へ

新しい建設業のあすを切り拓くため、㈱北洋建設(福岡市)、松島建設工業㈱(長崎市)、三ツ矢建設㈱(熊本市)、扶桑建設㈱(佐賀県大町町)、西釜建設㈱(鹿児島市)の5社が、平成27年4月設立した㈱九州みらい建設グループ(福岡市、脇山章治社長)は、このたび㈱楢崎建設(福岡県糸島市)と㈱根井工務店(宮崎市)の2社を加えて、7社体制となった。

グループ各社はそれぞれの地域において、共通の経営理念である「コンストラクション・フロンティア」を掲げ、「課題解決九州№1」を目指し、新しい建設業のあり方を推進していくようだ。

続・九州建設~徳倉建設傘下へ

徳倉建設㈱(名古屋市中区錦3丁目13-5 代表者徳倉正晴氏)は、名証2部単独上場の総合ゼネコン。

昭和22年4月21日に宝土建㈱として設立されたもので、同24年2月現商号に変更、同37年5月名古屋証券取引所に株式を上場しており、東京や大阪など全国に支店を展開、昭和57年10月には福岡営業所(現・九州支店 福岡市博多区博多駅前3-7-1 葵ビル501)を開設、海外にも積極的に進出し、南米や中米、東南アジアにも事業所を開設している。

平成28年3月期の連結売上構成は、建築事業244億0714万円、土木事業178億6694万円。連結売上422億7408万円で最終利益3億1100万円となる。ちなみに単独では、売上296億2100万円で、最終利益は約8846万円。