学校法人福岡工業大学から突然、鵜木洋二理事長(享年80歳)の訃報が届きました。最後にお会いしたのが昨年の秋、穏やかな笑顔が忘れられません。
私が民間の調査機関に在籍していた頃は、福岡はユニードの全盛時代で、そこにダイエーが進出してくる際の切り込み隊長として現れたのが鵜木氏、強力なエネルギー溢れる人物のイメージだった記憶が蘇ります。
また、西鉄ライオンズ球団が無くなった福岡市にホークスを誘致した功績は大きく、その他にも、経済人として福岡で多くの足跡を残されました。
経済界を引退後、1997年に福工大の理事長に就任、当時は市民の認知度の低い大学でしたが、民間の経営感覚を取り入れ、理事長以下全ての教職員が一丸となって努力した結果、就職率もほぼ100%近くなり、全国で唯一の「14年連続で志願者を増やしている大学」にまで成長させました。
鵜木理事長の信念は、学内に受け継がれていくことでしょう。
どうか安心してお休み下さい。

霞が関出身者に逆風・県知事選
4月11日投開票が決まった福岡県知事選挙に、国土交通省の元局長の名前が浮上してきた。
経歴には申し分のない人物だが、霞が関出身者に逆風が吹いているのも事実だ。
小川知事の辞任発表前までは、ポスト小川の候補として、総務省の現職官僚や同省出身で他府県の副知事の名前が出ていたが、今回の菅総理の長男接待疑惑で槍玉に上がり、選択肢から完全に外れてしまった。
総務省への信頼が地に落ちたところに、農林水産省でも次官らが利害関係者から接待を受けたことが判り処分が決まった。
更には、国土交通省九州運輸局の幹部が利害関係者から接待を受けたとして、2月12日付で懲戒処分を受けたことも判明、県民の間に 霞が関全体が信頼できないという空気が出てきている。
九州運輸局HP 職員の処分について
このタイミングでは、霞が関出身の肩書は「マイナス」のイメージが強く、受け入れられにくいのではなかろうか。

小川知事 辞表提出、4月選挙へ
パクリ屋が跋扈する
コロナによる影響でだぶつく在庫を抱える企業から、商品を騙し取る「取り込み詐欺」が多発していると、地元マスコミが報じていた。
「最初は少額の取り引きで信用させ、繁忙期前に大量に注文し、商品を受け取って支払いをせずドロン」という古典的な手口で、昔は「パクリ屋」と呼んでいた。
パクリ屋は立証が難しく、追及されたとしても「経営難で支払えない」との言い逃れや、極端な例で1000円ずつの分割弁済で逃げ切るなどの術を心得ているという。
被害に遭わないことが一番だが、経営難に直面した事業者は神にすがる思いで信用してしまいがち。
新規の取り引きの際は、まず相手の会社の信用調査を行うしかないが、一流(?)のパクリ屋は信用調査会社さえも騙す技を併せ持っていると聞く。
コロナ禍による不況で、詐欺師が再び跋扈する時代に入った様に思える。
週刊誌と野党の連携プレー
「記憶にございません」は、ロッキード事件の国会証人喚問において 小佐野賢治氏が繰り返した答弁であるが、以降、国会の質疑では 議員も官僚も頻繁に使っていいようになった。
菅首相長男接待問題においても、逃げ切れる自信があっただろうが、録音データが出てきたことで「記憶にございません」は 通用しなかった。
今回のケースでは、週刊誌側が野党の先生に 第2弾の録音データのネタを、予め提供していたことは間違いない。
第1弾が出た後、野党議員が事実関係について総務省幹部に対し、何度も同じ質問を繰り返し、「記憶にない」を連発する答弁を引き出し印象付けた。
その上で週刊誌が第2弾で録音データを公開、最後は野党議員が国会で追い詰めるという連係プレーだった。
「記憶にございません」は偽証にはならないが、テレビを見ている国民には虚偽答弁としか映らず、結果的に醜態を晒してしまうことになった。
国会議員の先生や役所の幹部の皆様におかれては、週刊誌がスクープ記事を出した時は、第2弾、第3弾までネタを持っていると覚悟した方がいいだろう。

怒れ、岸田さん。
1月の世論調査で「次の総理にふさわしい人」は河野太郎行政改革担当相が12%でトップ、石破茂自民党元幹事長10%で2位ということだが、あの岸田文雄自民党前政調会長が2%で9位というのには驚いた。
安倍総理からの禅譲の思惑が外れた上、総裁選に敗れ、昨年4月に主導した30万円給付案は公明党にひっくり返され、おまけにお膝元の広島3区では公明党が斉藤鉄夫副代表の擁立を決定するなど、宏池会の領袖のメンツもあったものではない。
特に緊急事態宣言下においては、戦わないボンボンに任せておけないということだろうか。
文春オンラインが報じた菅総理の長男と総務省幹部の会話の中で、一番気になったのが、総務政務次官時代に改革を進めた小林史明衆院議員(広島7区選出・岸田派)について、「あそこ、宮沢家(宮沢洋一参院議員・岸田派)ついてるから面倒臭い」と東北新社メディアサービスの木田氏が発言した件だ。
小林氏を酒の肴に会話が続いたという。
宮沢家、小林氏。。。菅氏長男を交え「宏池会」を完全に舐めきった会話の内容が書かれている。
岸田さん、そろそろ吠えるべきじゃないですか?
オンラインショールームがオープン
2月11日、鹿児島のハウスメーカー㈱七呂建設(本社:鹿児島市石谷町 代表者七呂恵介氏)が、鹿児島移住を考えている人を対象にした完全無人のオンラインショールームを、福岡市中央区にオープンした。
全国的にコロナ禍が地方移住の後押しをしている形となり、令和元年に11件だった移住希望者の問い合わせが、同2年には57件と激増したことから、思い切って福岡市に開設することを決断したという。
実際予約して伺ってみると、出入り口のドアの開閉錠は遠隔操作で行われ、部屋に入ると目の前には大きなモニター画面と、座って会話できるように机と椅子が置かれている。
マニュアルに従い、机の上のパソコン用マウスをクリックすると、目の前のモニターに鹿児島の担当者が現れ、商談を始めることが出来る。
室内に準備されている住宅サンプルの実物や模型を手に取り確認しながら出来るほか、その日の打ち合わせ内容や資料はその場で印刷して持ち帰ることも可能なので、鹿児島と福岡の距離を全く感じず、直接対面して商談しているのと同じ感覚だった。
従来の住宅建築では着工までに10回程度の打ち合わせが必要であるが、プランの提案など約4割はオンラインで対応できる模様で、コロナ禍にマッチした新しい営業スタイルになるかもしれない。
また、商談がないときは採用面談にも活用するという。
<お問い合わせ先>
完全オンラインショールーム七呂建設赤坂店
福岡市中央区赤坂1―5―2 DreamStage3E―1
0120―928―776 (担当 野久保様)

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つまづいた「国道3号線広川~八女バイパス」
2月10日に福岡県都市計画審議会(折登美紀委員長・福岡大学法学部教授)が開催され、弊社が報じてきた「国道3号八女~広川バイパス」のルートについての議案が審査されたが、採決が見送られる異例の事態となった。
審議会の委員は28名(県議会議員8名)、代理出席や公務による欠席で、規定の過半数ぎりぎりで開催されることが通例で、今回も「シャンシャン」で終わるものと思われたが、自民党の県議から異論が出た。
「広川町では数年前に、バイパスを小学校に当てて建て替えると言った方がいるがその通りになり、バイパスルートが随分前に決まっていたのではないか?」
「小学校の建て替えや盛土による道路建設で用地買収の範囲も広くなる等、県の財政負担が大きくなるが、ルート決定に小川知事は了解していたか?」
等の質問があったが、県の担当者からは明確な答弁が得られなかった。
また、別の県議からは、「地元県議から住民に十分な説明がされていないと聞いており、今日採決すべきでない」との意見が出され、最後は委員長が審議保留を提案し 了承された。
過去の選挙において、現職国会議員が「K先生が持ってきてくれた」、また広川町長が「学校の上を通して 建て替える」と吹聴したバイパス計画だったが、県議会が待ったをかけたことで、関係者の間に動揺が広がっている。
今回の保留を受けて、国・県・八女市・広川町がどういう対応をするか、注視していきたい。

副市長辞任へ・嘉麻市
17日、嘉麻市議会の議会運営委員会が開催され、病気療養中の白石二郎副市長が 2月28日付で辞任することが報告された。
後任の副市長については未定という。
NEXCOと大島産業 ⑥
■ NEXCO内部で溜まる 上層部へのストレス
NEXCO中日本の第三者調査委員会は、昨年 11 月 16 日に設置され 未だ最終報告に至っていないが、安全に関する問題だけに早急な取りまとめが求められている。前述のように、12月26日の中間報告は、
「契約締結後、受注者(大島産業)は、(NEXCOの)監督員の指導にもかかわらず、品質管理、工程管理に関する書類の未提出、工事工程の遅延、手薄な現場管理体制等の改善が見られないことから2019年1月に改善措置を文書で請求し、改善措置計画の提出を求めた。
提出期限は約2週間に設定されていたが、実際に受注者から最終的に提出されたのは、期限を2か月以上経過した後であり、改善措置計画の提出後もその内容が守られることはなかった。
受注者は、工程表の未提出(1割以上)や定期の工程会議への欠席(2割弱)、立会検査願を提出せず(後付けが約3割)、実工程も予定と異なっていたという状況が確認されている。」
と、驚くべき内容だ。
だが当時、NEXCOの職員も黙って許していた訳ではなく、その都度指摘し是正を促していた。
文春によると、NEXCOの職員が送った是正依頼のメールに対し、大島産業がその内容がパワハラに当たると抗議し、国交省からNEXCOに照会があり、職員らが呼び出され謝罪をしたほか、担当者を当該工事から外すことで合意するなど、返り討ちにあっている。
しかも、工期遅れをNEXCO職員のせいにして、当初契約金額 6億242万4000 円(税込)が、最終的に13億2910万1664 円(税込)と倍以上に。
NEXCO内部では、大島産業には勿論だが、それを容認してきた上層部(特に国交省から天下り)に対するストレスが相当溜まっていたが、ここにきて今回のNEXCO西日本での4.7億円の新規随意契約がわかり、職員の怒りはMAXに達しているようだ。

ー 続く ー
女性役員がいないマスコミ
83歳の森喜朗氏が 東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長職を辞することになったが、後任選びで もうひと悶着ありそうだ。
時代が急激に変わり、過去に許されてきたパワハラ・セクハラ気味の「軽口」を社会が拒絶するようになり、肩身の狭い思いをしている昭和世代が 相当数おられることだろう。
筆者の周囲にも 軌道修正ができない先輩が少なくない。
年齢を重ね 人生を振り返る時期にきてから、それは通用しないと切って捨てられるのは 余りに酷な話だ。
確かに過去の森会長の発言は、ことごとく後味が悪かったし、今回の発言も そこだけ聞いてみると 批判されておかしくはない内容だ。
だが今回は、JOCの役員に指導的立場の女性の割合を40%まで増やせなかったことに対して 擁護するという、ある意味 気遣い中から出た言葉だったという。
マスコミはこぞって批判に回ったが、そういう各社の経営に関わる役員(監査・執行役員を除く)で女性の割合はいかほどか。
今回森氏を追い詰めた急先鋒の朝日新聞社、その役員が8人中 女性は0人というのには驚いた。
他の新聞社、テレビ局の役員一覧も見る限り、殆どが男性だ。
森氏は女性蔑視の意図はないと釈明するが、マスコミ各社は女性の役員が少ないことに関して、どんな言い訳をするだろうか。

印鑑の偽造
簡単に社印を偽造できると書いたら、「本当にそんなことができるのか?」という問い合わせがあったので、実際に発注請書のサンプルを作成してみた。
ハンコのネット通販サイトで、会社名を入力するだけで、銀行印(丸印)と角印の印影イメージを確認できる。
架空の会社名「株式会社ふくおか県民新聞」で作ってみた。

それらを 画像処理ソフトに取り込んで、発注請書に貼り付けるだけ。
発注請書は、ネット上で無料テンプレートをダウンロードしたもの。
収入印紙の割印は、少し斜めに傾けて。。。
もちろん、文書偽造は法律で禁止されているので絶対にやってはいけない。
しかし、悪意を持つ者が簡単に作成できるのも事実、もはや印鑑に対する信頼が無くなりつつあるのではなかろうか。

NEXCOと大島産業 ⑤
■ 考えられるメリットは
施工体系図とは異なる この複雑な支払いの流れに どんなメリットがあるか、経理の専門家に尋ねた。
1.エイチ・ワイ・ディを通すメリット
支払いの流れの中で、大島産業と塚本總業の間に ㈲エイチ・ワイ・ディという会社が入っている。
同社は大島と同じ住所、親族が経営する同業の会社だ。
弊社が工事経歴書を確認したところ、過去複数の工事で大島の下請に入っており、配置技術者名が同一人物だったことが判明し、記事にした。
実際同社が工事に入ることはないペーパー会社だったことから、福岡県の指導が入り建設業許可を取り下げた経緯がある。
11月9日 福岡県民新聞「建設業法違反の疑い」
エイチ・ワイ・ディ経由にすることで、同一の工事を2重に計上し、大島グループとして売上を過大に見せることができる。
2.塚本總業を通すメリット
塚本總業八幡支店のF次長は、「折り返し電話する」と言ったきり 連絡が取れない。
これまで九州の工事で、大島産業との取り引きをしている企業の殆どが 塚本總業と取り引きをしていると思われ、取り引き履歴は6~7年になるという話もある。
大島にとって、塚本と取り引きさせるのは当たり前になっていた様だ。
材料の商社である塚本總業にとって、材工一体で契約すれば工事費の分 売上を伸ばすことができる。
3.大島産業のメリット
大島産業が工事代金を エイチ・ワイ・ディ、塚本總業を通して支払えば、当然両社が利益を取る分 下請に支払う分が目減りすると考えるのが自然だ。
塚本總業(不動産)経由で支払った相手先をよく見ると、B社、C社、D社、E社、G社、H社、J社、M社とあるが、これらは施工体系上は1次下請だ。
NEXCOには、1次下請として これらの会社との契約書類の写しを届け出ているが、その際 水増ししているのではないか。
この工事は、数回の追加工事で金額が倍増したことが話題になっているが、そういった水増しを積み重ねて請求し、NEXCOが応じた可能性もあるのでは。
以上が専門家から頂いた意見である。
残念ながら、NEXCOから出された資料は施工体系図のみで、下請契約の金額や期間について確認できない。
事実関係を確認できるのは、NEXCO中日本と監督官庁の福岡県、税務署、警察だけである。
NEXCOに提出された契約書類の原本が存在するか。もしあるとするなら、塚本總業(塚本不動産)との契約金額と、NEXCOに提出された契約金額に差異があるか。
工事費の増額と 施工体系図の変更届の日付と金額の関係など、チェックすべき項目は多い。

- 続く -
NEXCOと大島産業 ④
■ 塚本總業と材工一体契約
施工体系図(24回分)を分かりやすくしたのが下の図である。
元請(大島産業)が1次、2次、3次の下請けを使う場合、再下請け通知書とともに、1次と2次、2次と3次の間の注文書・注文請書・契約書等の「写し」を、発注者(NEXCO中日本)に提出しなければならない。
しかし、前述のように、当事者の知らないところで契約書類が偽造されていたことが判っている。
契約関係に詳しい専門家によると、NEXCOへの提出書類が偽造された理由は、支払いの流れにあるのではないかという話だ。

これまでの取材で、本来 施工体系図の通りに行われるはずの支払いが、実際は下図のような複雑な流れになっていることが判っている。
緑色の網掛けが、互いに知らないところで契約書類が作成されている疑いのある企業である。
相手がコンプライアンスに厳しい企業の場合、通常通り直接契約書を交わし支払いを行い、それ以外の企業に対しては、塚本總業㈱ 八幡支店と材工一体の契約をするように指示を出しているという。
塚本總業から支払いを受けている企業は黄色で網掛けをしている企業だが、なぜか施工体系図上の1次も2次も入っている。
これらの企業は塚本總業と契約しているが、NEXCOには施工体系図に沿った「契約書・注文書・注文請書」の写しが提出されていることは間違いない。
しかし、そうなると 1工事で 「塚本總業」と「大島(または1次下請)」と2重に契約をしていることになる。
少なくとも、「大島(または1次下請)」が結ぶ契約には、金額が入ることはない。
そこで、NEXCOには原本ではなく「写し」を提出すればよいため、それらの書類の写しを偽造したのではないかという推測ができる。
今時、ハンコの通販サイトで他社名の印影を適当に作成し、パソコン上で印紙に押印した文書を作ることは簡単にできる。
もしかしたら、NEXCOに提出した契約書類の原本は存在しないのでは。

ー 続く ー
百条委員会設置・嘉麻市
「官製談合の疑いで議案否決・嘉麻市」で既報の、再提出された義務教育学校工事請負契約であるが、2月10日の臨時議会で3議案とも可決した。
12月議会に提案した内容に修正が加えられていないため反発もあったが、国の補助金や起債の要件に期限があり、時間がないことを重く見た一部議員が賛成に転じた。
一方、これまでの委員会審査の中で、同工事業者の選考方法に官製談合の疑いがあるということで、これらを調査する百条委員会の設置が賛成多数で可決した。
嘉麻市では、建設業許可を受けていない業者が工事を受注・完工していた問題が発覚するなど、業者選定に不透明な点が指摘されている。
これまでの委員会において、市長や副市長の関与があったとの証言も出ているが、白石二郎副市長が体調不良で入院している中、百条委員会の行方に注目が集まっている。

立憲、女性県議を擁立か・福岡5区
福岡5区の自民党公認問題は、党本部から現職優先という方針が伝えられ、現職の原田義昭氏(76)は一息ついた模様、栗原渉県議(55)は原田氏に後継指名されるも無所属で挑戦する覚悟と聞く。
一方の立憲民主党であるが、立候補予定者が2人続けて途中辞退という何とも情けない人選を露呈、勝算があるだけに今度こそ失敗のないよう、中堅の女性県議(福岡市)で調整を進めているところだ。
しかし、福岡5区は福岡市南区の一部から東峰村まで、面積で福岡2区の約10倍と広範囲に渡り、活動していくには相当な気力と体力を要する選挙区だ。
現在、太宰府市長を務める楠田大蔵氏が浪人時代、冬の寒い日にあっても軽のワンボックスカー「大蔵号」を運転しながら、狭い路地で街宣活動を行っていた。
地元の有権者はその姿や声を覚えており、生半可な気持ちで手を挙げてきた挑戦者は、厳しい目が向けられることは必定、そんなに甘い世界ではない。

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手笛奏者 なかしま拓さん、ひとり親家庭を支援
福岡を拠点に活動する手笛奏者、なかしま拓さん(25)をご存知でしょうか。
手笛とは、楽器を使わず両手を重ね合わせ、息を吹き込む奏法です。
その演奏する姿に最初は驚き、そしてその柔らかい音色に魅了されてしまいます。
なかしま拓さんの動画チャンネル
なかしまさん自身、15歳で両親が離婚、女手ひとつで育ててもらい、お小遣いもない中で育ったといいます。
そこで始めたのが お金要らずの手笛。
練習を重ね、路上ライブを行うようになり、仲間とコンサートも。
そして、福岡大学卒業後も手笛奏者として活動していくことに決めます。
SNSでその音色が全国に広まり、人気テレビ番組にも出演を果たしました。
そのような中、お母さんがコロナの影響でパートの仕事を失ってしまいます。
自身の経験から、「まだ成人していない ひとり親家庭は もっともっと苦労しているだろう。」と思ったのが今回の企画のきっかけとなりました。
ギター奏者の荒牧輝信さん、フルート奏者の永田梨紗さん、マリンバ奏者の越智亮太さんとアルバム「healing」を制作、1枚 2000円で販売、そのうち 300円をひとり親家庭に恩返していくということです。
弊社も応援します!
伊万里牛を使ったハンバーグ屋“肉とワインのお店 はこざきランプ”
箱崎の路地裏に、2016年にオープンした“肉とワインのお店はこざきランプ”というお店。同店、箱崎を照らす場所でありたいことから“ランプ”という名前を名付けたそうです。
佐賀のブランド牛「伊万里牛」を使用したハンバーグは、お店の看板メニュー。まずは、人気No1の「オムバーグ(ご飯、サラダ、スープ付き)」を注文。ハンバーグのサイズはS・M・Lがあり、ご飯の量も選べます。
スキレットにのって出てくるオムバーグは、ジューー!!と音を立てながら熱々で、登場します。

Mサイズ(170g程度)をいただきました。
ハンバーグは肉がギッシリとしており、食べ応えバツグン!さらに上の卵は、ふんわりとして濃厚なハンバーグと相性が良いです。
ハンバーグが食べたい!と思った時は必ず思い出す、美味しいランチでした。
「肉とワインのお店 はこざきランプ」
住所:福岡市東区箱崎2-12-15さかえビル1階(https://goo.gl/maps/6hSMBfYCZQaeHJYc9)
電話:092-292-6298
HP:https://www.hakozakilamp.com/
営業:平日11:30~14:00(OS)、17:30~20:00(OS)
土曜、祝日11:30~14:30(OS)、17:30~20:00(OS)
火曜定休
支払:現金、paypay クレジットカード
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NEXCOと大島産業 ③
■ 文書偽造の指示?
前回、大島産業が提出した施工体系図が虚偽だったことが判明し、NEXCOに提出している「施工体制台帳」「注文書」「注文請書」も虚偽の可能性が高いと書いた。
そこで、施工体系図に記載されている企業に順次取材をしたところ、2次下請のY社から、文書の偽造を指示され従ったという証言を得ることができた。
NEXCOに提出された第22回施工体系図には、1次下請のD社の2次下請としてY社とL社が記載されているが、実際はL社はY社の3次下請だったという。

Y社の社長の話を要約すると次の通りだ。
大島産業の仕事は知人からD社を紹介され、D社の2次下請として入った。
白線を引く業者を紹介してほしいと言われ、取り引きのあるL社に 自社の下請に入ってもらった。(L社は3次下請になる。)
ところが大島産業から、書類上L社をD社の2次下請にするので、D社とL社の請負契約書、注文書、注文請書他必要書類を作成して提出するよう指示があった。
元請から強い口調で言われ、2次下請という立場の弱さから従わざるを得ず、自分のところで作成してメールで送った。
D社とL社はお互いのことを知らない。L社の工事代金は 塚本總業から自社に振り込まれた代金の中から 支払った。
Y社の社長は 大島産業とのやり取りのメールを見せてくれた(下図)。
NEXCOと大島産業②で書いた通り、㈱ダイコウと世紀東急工業㈱は、お互いが知らないところで1次2次の関係になっていたが、2社間で交わされた「請負契約書」「注文書」「注文請書」などの書類も、全て偽造されてNEXCOに提出されていると考えて間違いないだろう。
施工体系図は、下請業者が変わる度に計24回提出されているが、関わった事業者は30社以上、その中で様々な契約書類が交わされNEXCOに提出されているはずだが、それらも偽造されている疑いが濃厚だ。
現在、第三者調査委員会で原因究明のための調査が行なわれている。
こういった書類の偽造や、商社を介在したお金の流れ等まで対象になっているかどうか不明だが、ここまで踏み込んで調査しない限り、真相は分からないだろう。


ー 続く ー
福津市長選挙・結果
福津市の市長選挙は、7日投票が行われ、現職の原崎智仁氏が2期目の当選を果たした。
結果は以下の通り。
原﨑 ともひと 11,648(当選)
永島 かずあき 8,518
小田 ゆきのぶ 6,665
最大の懸案事項の学校問題については、竹尾緑地案に反対だった原﨑氏(手光地区案)と小田氏(手光以外の市中心部案)を合わせると18000票を超えた。
教育委員会におかれては、結果を真摯に受け止め、両氏の訴えを参考に内部で再検討し、最優先で取り組む必要があるだろう。
当選を果たした原﨑氏は、「市役所を実行力ある集団にしていきたい」と抱負を語ったが、まずは部下との信頼関係を修復できるかが鍵となる。
また、直近の議会では百条委員会の報告が予定されている。
2期目の船出から試練が待っているが、原﨑市長がリーダーシップを発揮できるかに注目が集まっている。
NEXCOと大島産業 ②
■ 偽りの施工体系図
NEXCO中日本から、大島産業が受注し鉄筋不足等の施工不良が見つかった工事の施工体系図(下請業者の施工分担関係が一目で分かるようにした図)を取り寄せた。
平成30年10月から令和2年10月までの期間、計24回提出されている。
そのうち、8回目に提出されている施工体系図を見て違和感を覚えた。
1次下請の㈱ダイコウの2次下請に、世紀東急工業㈱という会社がぶら下がっている点だ。
ダイコウ(千葉県)は、平成23年8月設立、売上が年平均3000万円の会社である。
一方の世紀東急工業(東京都)は 昭和25年創業、一部上場企業で前期売上が約740億円、従業員数も800名を超える企業である。
上場企業のクラスが 年商3000万円の中小企業の下請をするだろうか。
逆なら理解はできるのだが。
そこで、双方に電話で尋ねてみたところ、驚くべき事実が判った。
世紀東急工業の広報担当者によると、「ダイコウという名前は聞いたことがない。大島産業の仕事は直接大島と契約している」、また、ダイコウの社長によると「世紀東急工業のことは知らない。大島の指示で、塚本總業㈱という商社と契約を交わし、支払いを受けている」というのだ。
1次下請の世紀東急工業が2次下請として施工体系図に記載され、施工体系図にない商社が取り引きに介在している。
つまり、大島産業が提出した施工体系図は虚偽だったことになる。
そうなれば、NEXCOに提出しているはずの、「施工体制台帳」「注文書」「注文請書」も虚偽の可能性が高い。
本来ならそれらの書類も情報開示請求の対象であるが、第三者調査委員会の調査中という理由で今は開示できないという回答があった。
なぜ大島産業が、虚偽の書類を提出したのか、また、塚本總業がどんな役割をしているのか、謎は深まるばかりである。
― 続く ―
カレー激戦区福岡にできた“女王さまのスパカリー”
昨年11月1日、カレー激戦区の福岡に新しいお店がオープンしました。その名も“女王さまのスパカリー”。
どんなお店かと訪ねてみると、店名とは違いとてもかわいらしいお店。淡い青色が特徴のバルコニーもあり、女性一人でも入りやすいです。
店内は、木を基調としつつ、カレーの食材が描かれていたりと落ち着いた雰囲気になっています。カウンターが7席、2人掛けと4人掛けのテーブルが2つずつあります。

メニューは、博多の人気店「樹々杏」の通称“スパイスの女王”と呼ばれるシェフが厳選した26種のスパイスを使用したブレンドカレー。主に下記4種類のカレーから2種類選べるあいがけカレーになります。
①女王さまのオリジナルカレー
②チキンカレー
③シュリンプカレー
④牛すじカレー
さらに+50円でこんにゃくライスに変更でき、糖質・カロリーを抑えたい方にもしっかり食べられるメニューも用意されていました。
今回頼んだのは、①女王さまのオリジナルカレーと④牛すじカレーのあいがけ。

①女王さまのオリジナルカレーは、しっかりと煮込まれたとろみのあるカレーで、野菜の味が全面に出つつ、お肉のコクやスパイスが後からグッときます。
④牛すじカレーは、牛がふんだんに入っており、お肉好きにはたまらない味。一口目から牛肉の味、そしてブレンドされたスパイスの香りのインパクトがあります。
カレーはあまり辛くはなく、テーブルのチリパウダーでお好みの辛さにすることができます。
新しい女王さまの味を楽しみに、行かれてみてはいかがでしょうか?
「女王さまのスパカリー」
住所:福岡市中央区渡辺通4丁目1-20
電話:092ー722ー2766
Instagram:https://www.instagram.com/joosama_supacurry/
営業:11:00~20:30(水曜日定休)
支払:現金、PayPay、楽天ペイ等
喫煙:禁煙
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愛の神様を祀る“祖母嶽神社”
神話の里・高千穂町の地域おこし協力隊となった福島優が、「祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク」を紹介しています。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークとは⇒http://www.fk-shinbun.co.jp/?p=25506
創立は不明ですが、祖母嶽下宮八社の一つとして、以前は祖母嶽大明神と呼ばれており、明治40(1907)年5月18日に「祖母嶽神社」と社名を改めました。祖母山の麓で標高700mほどの五ヶ所地区に位置しています。

神武天皇の船軍が東へ遠征の際、台風にあい転覆の危機になりました。そのとき西方の故国・添利山(そほり山・祖母山)を望み、海難が去ることを祈念したところ、荒れていた波がたちまち収まったという。以来、祖母嶽大明神を祀ったとの由緒が残っています。
祖母嶽神社の場所は、日子穂穂出見命(ひこほほでみのみこと/山幸彦)の居住跡とも伝えられており、御祭神は日子穂穂出見命とその配偶神・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)(http://www.fk-shinbun.co.jp/?p=25427)です。豊玉姫命は愛の神様と言われており、親子愛や家内安全のご利益があるとされています。

小さな神社ですが、地元の方々が日々きれいにされている、地域に親しまれている神社です。祖母山へ登られる際は、ぜひ一度お参りに行かれてください。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークHP
http://sobokatamuki-br-council.org/
高千穂町企画観光課 祖母嶽神社
https://www.town-takachiho.jp/top/kanko_bunka/kanko_supotto/766.html
福島優
九州自然歩道フォーラム事務局長/高千穂町地域おこし協力隊
https://kntf.jp/yuswalkhistory/
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我らは別格、処分なしの総理と幹事長
緊急事態宣言中に銀座のクラブで飲食をしていたことが発覚した、自民党の松本純元国家公安委員長、田野瀬太道文科副大臣、大塚高司衆院議運理事ら3人は、二階俊博幹事長から離党勧告を受け、離党届を提出し同党は受理した。
また、菅義偉総理は田野瀬副大臣を更迭し、安倍政権の時には見られなかった迅速な処分となった。
二階幹事長においては3人が自身の会派ではないことから処分しやすかったという見方もあるが、衆院解散を控える中で北九州市議選では惨敗するなど世間の風当りは強く、これ以上の支持率低下は避けられないとの判断があったと思われる。
しかし、「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した直後の12月14日夜、菅総理と二階幹事長はステーキ料理、また、1都3県を対象に「緊急事態宣言」が発出され、自民党国会議員に会食自粛を求める通達を出した1月8日夜には、石破茂元幹事長がふぐ料理に舌鼓を打っている。
確か、この方たちは何の処分も無かったはず、「別格」ということらしい。

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デパートから老舗が消える
長崎から博多へのシュガーロードによって、福岡には職人の手作りを売りにした菓子店が軒を連ねている。
天神のデパートの地下の食品売場には、地場のみならず全国の有名菓子店が出店し、それがお互いのステータスとなって売り上げに貢献していたが、コロナ禍でデパートの売上も激減し、当然ながらテナントの売上にも影響している。
そうした中、駅や空港の店舗の売上も振るわず、年商が最盛時の半分になった老舗菓子店が、経費が重荷となって、新年度を前にデパートから撤退を予告したと聞いた。
博多の老舗、鶏卵素麺の松屋が暖簾を下ろし、鹿児島の菓子店に買収されたのは8年前、人の往来が途絶えて高価な土産の菓子が売れない今、次はどの老舗かと噂されている。

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シャンシャンで終われない都市計画審議会
都市計画法は、国・地方公共団体の責務として、「国及び地方公共団体は、都市の住民に対し、都市計画に関する知識の普及及び情報の提供に努めなければならない。」と定めているが、県や市町村からの情報提供はお茶を濁す程度で、住民への周知されているとは言い難いのが実情だ。
福岡県都市計画審議会が、2月10日に開催される予定だが、10日前になってもまだ県は公表していない。
今回は 「国道3号広川~八女バイパス(筑後中央広域都市計画道路)」が都市計画道路として承認されるか注目されているが、この道路について行政はあまり傍聴を歓迎していないようだ。
その証拠に、県に先んじて1月7日に開催された八女市都市計画審議会では、開催予定が市のホームページに掲載されたのが1月1日、年末年始休暇中で審議会の6日前である。
年末年始の休暇中の公表は姑息という指摘もあるが、「八女市附属機関等の会議の公開に関する規則」第三条において、1週間前までに公表すると定められており、それならば遅くとも12月31日に公表しなければならない。
内規違反の審議会が成立するかという問題もあるが、聞くところによると、同審議会では今回160通程の 意見書が提出されている報告はあったが、その内容については触れることもなく、委員からは何も質問も出なかったという。
都市計画道路に地元から160通もの意見書が出るのは異例中の異例だが、意見書に込めた住民の思いは何一つ汲み取られておらず、怒りの声が上がっている。

情報公開の本来の趣旨に照らせば、行政は開催が決まった時点で、2週間でも3週間でも前もって公表することができる。
実際、福岡県の都市計画審議会、前回は令和2年7月28日に開催されているが、開催予定をホームページで公表したのは、1ヶ月以上前の6月17日だった。
しかし、今回の審議会については、都市計画課は内規に照らして1週間前までには公表すると消極的で、基準がよく分からない。
ところで、福岡県の都市計画審議会の委員は、学識経験者、行政、市長、県議会議員ら合計28名で構成されているが、欠席や代理出席で過半数ぎりぎりで開催されていることが多い。
また、会議録を見る限り、執行部からの説明に対して委員からは何の意見も出されず、「シャンシャン」で終わる形式的な会議だ。
今回の新バイパスは、弊社が「歪んだ3号線広川~八女バイパス」で報じてきたように、利権絡みの道路ということが判っている。
また、地元住民からも小川知事宛に、嘆願書まで提出されたと聞く。
委員になっている県議の先生方から質疑が飛び交う場面があってもいいと思われる。

昨年12月9日~22日、都市計画道路(国道3号広川~八女バイパス)の縦覧が行われた後、160通の意見書が県に届いたが、そのうち1枚を紹介させて頂く。
国から八女市に対し、道路の詳細ルート(原案)が初めて示されたのが、令和2年6月中旬でした。
その後、八女市から福岡県に「筑後中央広域都市計画道路の変更について(申し出)」という文書で、都市計画決定手続きの依頼が提出されたのが7月上旬と聞いています。
福岡県都市計画課は「八女市の総意」として、手続きに入ったということです。
確かに、昨年はバイパス計画そのものについてのアンケート調査はあったみたいですが、それは「3案のうちどれにするか」「山側ルートの帯でいいか」というものに過ぎません。
付け加えるなら地元忠見地区にはアンケート調査は一切ありませんでした。
詳細ルート(原案)が示された6月中旬以降、八女市が住民の意見を聴く、質問を聴くという手続きは一切行われていません。
八女市長名で申し出文書が出されたことで「総意」ということかもしれませんが、意見聴取をしていないことから、総意の根拠になるものが存在しません。
八女市が行った手続きには重大な瑕疵があり、今の計画で進めていけば「大きな問題」「住民の後悔」につながるのではないでしょうか。
よって、住民の声をもっと聞き 不安を払拭するためにも、ルートの再検討をお願いします。
八女市の都市計画審議会では、こういった地元の声の紹介すらなかった。
福岡県の都市計画審議会も同じだろうか。


国道の整備は国の直轄事業で、事業費の3分の2を国が、3分の1を県がそれぞれ負担、国が事業化を決定し予算化すると、県も併せて3分の1を予算化し議会に提案、議会は 原則 反対できない仕組みになっている。
財政が逼迫する福岡県、コロナ禍で更に予算が窮屈になることが想定される中、県議会はどう考えるのだろうか。
今回事業化の検討が進められている 国道3号広川~八女バイパスの総事業費は300億円、地元の国会議員は600億円になると吹聴していると聞くが、そうなると県は100~200億円の負担を余儀なくされる。
そうであれば、県はどこかの時点で国と協議していなければおかしい。
過去の会議を辿ると、2018年(平成30年)9月に、八女市と広川町が共同で要望書を提出した後、市と町の代表者を交え、国と県が2回に亘って幹線道路に関する検討会を開催していることが判った。
それ以前に 県と国が正式な協議をしたという記録はない。
検討会は、福岡国道事務所長、福岡県道路建設課長、八女県土整備事務所長、八女副市長、広川副町長の5名で構成され、1回目で八女市・広川町がバイパスの必要性を説明し、2回目で国がバイパスの概略ルート・構造等検討に着手する準備を進めることが決定している。

1市1町が初めて出した要望に対し、わずか2回の会議で 国が いとも簡単に事業化のテーブルに乗せたことに驚いたが、2名の県職員が予算の裏づけもなく同意していることはもっと驚きだ。
福岡県全域から、毎年数多くの国・県道整備の要望が届けられている中で、小川県知事は2名の部下に、将来100億円以上の負担となる道路事業を「優先的に選択する」ことを許容していることになる。
100億円あれば、どれだけ県民の要望に応えられるだろう。
都市計画審議会委員28名中8名は県議会議員の先生だ。
今回の審議会で都市計画決定の承認となれば、次に県議の先生がこのバイパスと向き合うのは、国が事業化を決定した後、3分の1の負担金が予算で上がってくるときである。

2月10日に福岡県都市計画審議会(折登美紀委員長・福岡大学法学部教授)が開催され、弊社が報じてきた「国道3号八女~広川バイパス」のルートについての議案が審査されたが、採決が見送られる異例の事態となった。
審議会の委員は28名(県議会議員8名)、代理出席や公務による欠席で、規定の過半数ぎりぎりで開催されることが通例で、今回も「シャンシャン」で終わるものと思われたが、自民党の県議から異論が出た。
「広川町では数年前に、バイパスを小学校に当てて建て替えると言った方がいるがその通りになり、バイパスルートが随分前に決まっていたのではないか?」
「小学校の建て替えや盛土による道路建設で用地買収の範囲も広くなる等、県の財政負担が大きくなるが、ルート決定に小川知事は了解していたか?」
等の質問があったが、県の担当者からは明確な答弁が得られなかった。
また、別の県議からは、「地元県議から住民に十分な説明がされていないと聞いており、今日採決すべきでない」との意見が出され、最後は委員長が審議保留を提案し 了承された。
過去の選挙において、現職国会議員が「K先生が持ってきてくれた」、また広川町長が「学校の上を通して 建て替える」と吹聴したバイパス計画だったが、県議会が待ったをかけたことで、関係者の間に動揺が広がっている。
今回の保留を受けて、国・県・八女市・広川町がどういう対応をするか、注視していきたい。


